9月30日、東京プリンスホテル ガーデンプールにて開催された、ワークマン2021年秋冬新製品発表会へ行ってきました。
ワークマン2021年秋冬新製品発表会
東京プリンスホテル ガーデンプールのガーデンアイランド内にはワークマンの商品が壁伝いにずらり。
そして、会場には3つの実演コーナー台がありました。
エアロポンプ
1つ目は「エアロポンプ」。付属のポンプで空気を送り込んでいるところが実演されていました。
モンスターパーカー、防炎キャンパーモック
2つ目は新商品「モンスターパーカー」に採用されている防融加工の実験。防融加工は耐熱性のある樹脂の被膜をつくることで火の粉などの飛び火による穴あきを軽減してくれるというもの。
上記写真の左が一般的な生地、そして右側がその防融加工された生地。それらがビーカーの上にのせられ、その上に火種のついた蚊取り線香(?)の切れ端がonしていました。
蚊取り線香の火種って、熱いイメージがあまりなかったのですが、国民生活センターの実験によると、火種から落ちた直後の灰の温度は300℃程度に達するとか。
なので、一般的な生地には穴があき、防融加工された生地には穴があかないという結果は、実際に焚火で火の粉が飛んでも穴あきしにくいウエアだということを証明していると思います。
ヒーターウエア
3つ目は着るコタツ、ヒーターウエアのコーナー。スマホにサーモグラフィーのアダプターをつけて、あっという間に温まる温度変化を見せてくれました。
そして、このコーナーにもう1つ置かれていたのは、ケチャップ。撥水加工で汚れもすぐに落とせるところを実演していました。今年はビジネスシーンにも使えるスーツジャケットタイプのヒータースーツが登場。汚れがつきにくい、汚れがおとせるところはディリーユースするには嬉しいポイントですね。
またベストだけではなく、長そでのジャケットタイプも登場します。担当者が教えてくれたこぼれ話ですが、当初はインナーにも着れるよう襟元をVカットにしたかったそう。しかしその形はユニクロが特許を取得していて実現できなかったそうです。
個人的には、バッテリーとお揃いのWindCoreのヒーターベストが気になるところ。なにせ、昨年購入したヒーターベスト、インナーもしくは自宅用としては暖かくていいんだけど、デザインが好みではなかったから。
とはいえ、ベストはすでにあるので、今年は6スタイルに変化するマルチなブランケット「ヒーターマルチブランケット」を早速注文しちゃいました。そのレビューはまた後日。
この3つの実演台で、今ワークマンが注力していること、アピールしたいことがわかりますね~。
キャンプグッズ
そして、会場の奥にはキャンプグッズコーナーが。来春、ワークマンからテントやタープといったオオモノが登場するそう。
資料などはなく、詳細は未公開ですが、担当者からお伺いした話をもとにメディアにて記事化いたしました。
ワークマンはキャンプグッズから展開するブランドではなく、作業着、ウエアを根幹商品としている企業が手掛けるキャンプグッズとして独自性を出している印象。つまり機能性をもたせつつ、ファッション性も重視して、ワークマン女子、キャンプ女子もターゲットとして取り込みたいといったところでしょうか。
いただいた資料によると、2017年3月期には7,142百万円だった純利益が、その後7,844(2018年)→9,808(2019年)→13,369(2020年)→17,039(2021年)と未だにその勢いは衰えていません。まだまだ目が離せない企業です。
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