最近発売されるケータイはどれもLINEが使えません。そして、今月から、Android OS 5.0以上にアップデートできない機種はLINEが使えないことに。そこで、LINEが使えるケータイをチェックしてみました。
ガラケー × LINE を取り巻く環境
携帯でLINEが使えるか否かは、LINE側での対応がカギとなっています。LINE側の対応を見てみると、スマホ版に集中させ、ガラケーにおけるLINEサービスは縮小しつつあるのがわかります。
時系列でみるLINEのガラケーサービス対応
スマホがメインになりつつある今、LINEはケータイサービスから徐々に手をひいています。
- 2018年3月「3Gガラケー版LINE」サービス終了
- 2019年9月「Android ver.7.16.1未満」のLINEアプリサービスが終了
- 2020年3月 ケータイの対象機種でLINEアプリのプッシュ通知機能が停止
- 2021年8月 Android OS 5.0以上にアップデートできない機種のLINE全機能終了
2021年現在、ケータイでは、新たなメッセージが届いたことを知らせるプッシュ通知機能がすべての機種において使えません。LINEアプリを立ち上げれば、メールの送受信が行われ、届いたメッセージも、また新たなメッセージを送ることもできます。しかし、メールは届いたことを知らせる音や通知マークがないと、気づかないこともあります。
ということで、現在ケータイではLINEが使える機種はありますが、LINEアプリを開かないとならないので、利便性に欠ける状態であることを理解していないとなりません。また、今後、低いバージョンのモノから使えなくなるものが増える可能性があります。「LINEができること」を条件に乗り換えを検討されている方は、ケータイからスマホに変更された方がいいかもしれません。
LINEが使えるケータイ(ガラケー・ガラホ)
ドコモ
ドコモのケータイでLINEが使えるものはありません。
唯一使えた「P-01J」も2020年9月にLINEアプリサービスは終了となっています。
au
GRATINA KYF39(2019年5月発売)
INFOBAR xv(2018年11月)
かんたんケータイ KYF38(2018年7月)
GRATINA KYF37(2017年12月)
AQUOS K SHF34(2017年12月)
MARVERA KYF35(2017年8月)
ソフトバンク
DIGNO ケータイ2(2018年1月発売)
AQUOSケータイ2(2016年10月)
DIGNO ケータイ2(2016年2月)
かんたん携帯9(2016年2月)
LINEのかわりに使える「+メッセージ」
現在販売されている最新機種ではLINEのかわりに「+メッセージ」が使えるようになっています。
「+メッセージ」も無料で使えるアプリですが、難点はドコモ、au、ソフトバンク契約者以外は使えないこと。ドコモ、au、ソフトバンク契約者は、その会社の枠を超えてやり取りができますが、格安スマホで契約している友達とはやりとりはできません。
ドコモ、au、ソフトバンクのLINEアプリサービス提供終了について
各社からお知らせがでていますので、下記リンクより確認してください。
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[…] も注意が必要です。(参照記事:LINEが使える2つ折り携帯) […]