NFTの世界を知るには、その世界に飛び込むのが一番。そこで「OpenSea」でNFT販売をはじめてみました。
NFTを販売するなら「OpenSea」
昨年から今年にかけて、国内のさまざまな企業がNFTマーケットプラットフォームの立ち上げをしています。今週末には楽天も販売開始するということなので、この動きはどんどん加速しそうな気配です。
しかし。NFTの購入者をみてみると、圧倒的に日本人は少なく、海外勢が圧倒的多数な状態です。
つまり、国内向けは、まだまだマーケット規模が小さい。
そこで、現時点でNFTを販売するのなら「OpenSea」というNFTのマーケットプレイスを選択するのが王道です。「OpenSea」は、いわゆるNFT界のAmazonのような存在のマーケットで、2017年12月20日にニューヨークで設立されたベンチャー企業が運営しています。ということで、この「OpenSea」に出品してみました。
「OpenSea」の出品にかかる費用
「OpenSea」でNFT販売するには、取引の仮想通貨をイーサリアムとPolygonから選べます。
Polygonで販売すると、初期費用がかかりません。メタマスクとの連携は必要になりますが、Polygonがお財布内になくても開始できます。
一方イーサリアムで出品するには、開始時に費用がかかります。この費用がいくらかかるのか、ググってみても正確な金額が調べきれませんでした。
これって、どういうことなんでしょうか?
イーサリアムの時価、いや秒価で費用が決まる
それはかかるのが「ガス代」と呼ばれるイーサリアム・ブロックチェーン上での取引手数料であること。そしてそれは、相場価格に基づいているためでした。つまり、時価、いや秒単位で変動するんですね。その値動きは、Ethereum Gas TrackerやEthereum Gas Chartsといったサイトで確認できます。
取引量の多少を色で表している表をみると、土日の午後が狙い目。
ということで、日曜日の夕方、チャレンジしてみました。
結果、かかったのは、0.126ETH。イーサリアムの相場価格で円換算すると4,000円ぐらいです。
ネットをググっている時に、10,000円〜15,000円という情報もあったので、この取引が少ない「タイミング」が大切ですね。
イーサリアムで販売するか、Polygonにするか
費用がかからない、という点では圧倒的におすすめは「Polygon」です。
しかし、これはあくまでも、出品者側の事情。
NFT購入者側からみると、便利なのは圧倒的にイーサリアムなんだそうです。
その理由の1つに、Polygonは日本円に両替できない。
Polygonを日本円に替えるには、必ずETHに戻さないとならず。戻すためには手数料がかかります。つまり、目減りしちゃうわけですね。
それと、Polygonは少額取引が多く、Polygon界隈にはお金持ちは少なめなんだとか。
なので、お試しならPolygon、販売したいのならイーサリアムってことですかね。
私は、最初Polygonでコレクションを作成して、サイトの操作に慣れてから、イーサリアムでコレクションを作りました。
やってみて、初めてわかることも多いので、これからもいろいろ試していきます。
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