はじめての格安航空券LCC。Peach(ピーチエア)のメリット、デメリット。ピーチ、バニラ、ジェットスターの注意点

こぼれ落ちダイアリー

格安航空券LCC、Peach(ピーチエア)。安いだけに不安という方も少なくないと思います。

そこで実際に「はじめて」利用してみた「LCC初心者」目線でピーチエアをチェックしてみたいと思います。

格安航空券LCC(Peach・ピーチエア)のメリット

安い!大阪往復で12,000円を切る料金

スカイチケット経由で予約したのですが、東京⇒大阪の運賃が5,540円(取扱料金: 600円を含む)。

時間帯や予約日によっても価格は異なりますが、4,460円という料金設定もあり、安い!

安さで言えば、高速バスが最高峰ですが、バス事故が印象に残りすぎていて、敬遠。となると価格面ではLCCが安さの筆頭となります。

帰りもLCC(バニラエア)で5,760円だったので、東京⇒大阪の往復で11,300円と、新幹線の片道より安い料金となりました。

格安航空券LCCのデメリット

発着空港が遠い。東京は成田、大阪は関西空港

都心に近い、羽田、伊丹空港ではないので、空港から都心に出るのに時間がかかります。

電車乗り場が離れている

また、成田でいえばLCC専用の第3ターミナルから発着する便もあるので、電車との乗り継ぎが不便です。

電車の発着駅である空港第2ビル駅から、LCC発着の第3ターミナルまでの所要時間は、徒歩で約15分、ターミナル連絡バス(無料)で約5分かかります。

遅延が多発?

ネットを見ると「遅れるのは当たり前」というような記事を見かけます。

海外ならまだしも、時間が正確な日本において、これはちょっと心配ですね。

私もココが一番の心配だったので、数日前から運行状況をチェックしていました。

11/27
11/28
11/29

1機をやりくりしているようなので、到着が遅れると、出発時間に遅延が生じやすくなります。

なので、遅い時間になればなるほど、遅延の確率が高くなると言えるかもしれません。

私が搭乗した11/29も出発時間が16分遅延したのですが、到着は7分の遅れ。機内で「出発が遅れて大変申し訳ございません」という機長さんのアナウンスもあり、職員のみなさまは、遅延が生じないように努力はされているようです。

機内持ち込みの手荷物サイズがLCC各社(ピーチ、バニラ、ジェットスター)で微妙に異なる

キャスターバッグで移動しようと思っていましたが、バニラエアからピーチに変更したため、機内持ち込みサイズアウトとなってしまいました。

機内持ち込みサイズは

ピーチ 50cm×40cm×25cm 3辺合計が115cm以内、合計10㎏、2個まで

バニラエア 55cm×40cm×25cm 3辺合計が115cm以内、合計7㎏、2個まで

ジェットスター 56㎝×36㎝×23㎝ 合計7㎏、2個まで

ハンドル・車輪・鍵などの付属品も含んでの大きさです。

チェックには、上記のような枠が使用されるので、入らなければ、荷物を有料で預けなくてはなりません。

つまり事前に手荷物の大きさのチェックを怠らず、時間に余裕をもてる人ならLCCは安い移動手段としてはGOODだと思います。

はじめてのLCC(ピーチエア)東京⇒大阪へ

それでは、LCC初心者でもわかりやすいのか、初めてLCCを利用するワタシがレポートいたします。

まず都内移動は京成線で。Peachは成田空港第一なので京成線の終点です。

電車を降り、改札をでて、国内線の案内方向へ。

入口にPeachの表示がありました。

エスカレーターを上ると、少し離れたところにPeach色発見。

チェックインの機械と、若干の椅子があります。

90分前には、20人ぐらいの列ができていました。

スカイチケットで予約したPeachの不安

今回、スカイチケットでピーチエアを予約したのですが、Peachのサイトで、予約番号を入れてバーコードを出そうと思ってもできないっ!

「正しい番号を入力してください」と表示されるので、本当に予約できているのか一抹の不安を抱えていました。

機械付近には、ピーチの社員の方が2名。しかし1名は左奥にある手荷物預かりへと消え、実質質問できるのは1人。後ろには人の列ができているのに、大丈夫かなぁ…と心配MAX。

さらにバーコードがない状態で、デフォルトで表示されているのがバーコード読み取り画面というのは不安を掻き立てるものでしたが、下方に「予約番号入力画面への切り替え」のバナーを見つけほっと一安心。

予約番号を入力すると、すぐに予約内容が表示されました。内容に間違いなければ「確認」を押せばOK。

レシートのような搭乗券が排出されます。

そのまま、荷物を預けないひとは、搭乗ロビーへ。

30分前から搭乗手続きが開始されるのですが、まずは、窓側の席(A・F)から案内開始。

ここで荷物の大きさと数のチェックがあります。

難なくパスして、搭乗口へ。と、まさかの『最終確認中』。ドアの前で10分ほど、待ってからのインとなりました。

機内はちっちゃ!せまっ!がやはり第一印象ですが、一般的な体格の女子荷は、特に不都合なく。

カップヌードルが400円の有料機内食

機内食は有料ですが、日清のカップヌードルは400円でした。高っ!

南海電鉄の割引券販売

大阪難波までの南海電鉄の割引切符を販売しています。

レシートのような引換券がもらえるので、関西空港の南海電鉄の窓口で切符との引き換えが必要になります。

今回利用したので、引換方法は後述。

関西空港の到着時間から電車乗り場までの所要時間は32分

今回13時5分着の飛行機で、13時35分の南海電鉄のラピートに乗れるか、そこが全くわからず。

土地勘がある人はともかく、初心者にはこの乗り継ぎは「不可」です。

到着は定刻より10分遅れて13:15。

到着後、機体のドアが開くまで2分。

そこから空港出口に到達したのが、13:24。

電車乗り場までのバス停に到着したのが13:26で、バスは13:27発。

エアロプラザに着いたのは13:38。

南海電鉄のチケット引換所に41分着、45分に引き換え完了。

ホームに降り立ったのは13:47。

結局、飛行機の到着時刻から32分かかりました。

ラピート車内は空席が目立ちます。

今回初めてLCCを利用しましたが、東京⇔大阪ぐらいの距離なら、まったく問題なし。

また利用したいと思います。

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