ソフトバンクが、eSIMの提供を、2021年7月14日に開始しました。
ソフトバンク「eSIM」とは
eSIMとは、embedded Subscriber Identity Moduleの略で、物理的なSIMカードではなく、スマホなどに遠隔で書き込むことができる組み込み式のSIMです。
私は現在、楽天モバイルとIIJmioのeSIMを利用しています。
実際に使っている立場からのメリット、デメリットをチェックしてみます。
ソフトバンク「eSIM」のメリット
「eSIM」のメリットは主に2つあります。
すぐに使える
今までの物理的SIMは、USIMカードの到着を待たなければなりませんでした。
しかし「eSIM」は申し込んでから開通まで最短で1時間程度。
使いたい!と思ったらすぐに使えるところがメリットです。
iPhoneなどで「デュアルSIM」が使える
そしてもう1つ。
1つのスマホで2つのSIMを搭載できる「デュアルSIM」での利用が可能になります。
iPhoneはこの「デュアルSIM」を採用していますので、2つの通信会社の契約を1つのスマホに入れることが可能。これにより、各社のプランのいいとこどりができるようにもなります。
ソフトバンク「eSIM」のデメリット
店舗では機種変更時にも手数料がかかる
eSIM発行にあたっては、事務手数料が3,300円(税込)かかります。
この金額自体は物理的SIMとは変わりません。
しかし、eSIMは、SIMの入れ替えが自分ではできません。
物理的SIMなら、USIMカードを抜き取り、新しいスマホに差し込めば、他のスマホにも使えました。
しかし、eSIMはこれができません。
他のスマホで使いたいときには、その都度事務手数料が3,300円(税込)かかります。
つまり、新規契約、機種変更、eSIM再発行には、事務手数料として3,300円(税込)かかります。
物理的SIMのUSIMカードは、新規契約時のみ事務手数料がかかりますが、eSIMはスマホを変えるたびに3,300円かかってしまいます。
eSIMは使ってみると、この点がものすごく不満を感じるところ。
ただし、オンラインショップ、My SoftBankにてeSIM発行を手続きした場合、事務手数料は無料です。
eSIMを契約するときには、この点を十分に理解しておかないと、余計な維持費がかかってしまいますので、ご注意を!
手数料なしの楽天モバイル
いちはやくeSIMを導入した楽天モバイルは、手数料を撤廃し、0円にしました。手数料がなくなっただけで、eSIMはとても手軽に、便利に使えるようになりました。個人的にはeSIMを試したいなら、楽天モバイルで試すことも検討されてみてはいかがでしょうか。
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