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300円高い「2年縛り」違約金なしプランを選ぶ?au、ドコモ、ソフトバンク

au

au、ドコモ、ソフトバンクの携帯電話大手3社は、2年縛りなしプランを新設することがわかりました。

ドコモ、au、ソフトバンクロゴ

「2年縛り」とは

「2年縛り」とは、2年間の継続利用を条件に、基本料金に割り引きが適用されるプランです。

このプランは、2年たつと自動更新されてしまうこと。

さらに、解約違約金が発生しない「解約月」が1か月間しかないこと。

違約金が1万円近くかかること

これらが問題点として挙げられ、総務省は去年7月、大手3社に改善を求めていました。

違約金なしの「2年縛りなし」プラン概要とau、ドコモ、ソフトバンク各社の開始時期

総務省の改善要求を受けて、大手3社は、従来のプランに加えて、契約から2年が過ぎたあとは違約金無しでいつでも解約できる新たなプランを、公表しています。

開始時期は

SoftBank  ⇒ 6月

au ⇒ 6月

ドコモ ⇒ ことし夏ごろ

毎月の基本料金は、ソフトバンクとauでは「2年縛り」のプランより300円高く、NTTドコモも数百円程度高くなるとのことです。

300円/月高い料金を選ぶ?新プラン契約での注意点

月300円の支払いは、2年間(24カ月分)で、7,200円になります。

違約金を支払わなくてもすむ更新月に解約すれば「0円」のところ、縛りをなくすために7,200円支払うのが得なのか、検討が必要です。

実質0円廃止となり、乗り換えが容易でなくなった今、長期契約の可能性がある場合は、新プランで契約すると、違約金を大きく上回る金額を払うことにもなりかねません。

ソフトバンク

「スマ放題」「スマ放題ライト」の基本プランに、新しい2年契約プランで加入することにより、加入から3年目(25カ月目)以降、いつ解約しても契約解除料(9,500円)がかからなくなります。

料金プラン月額料金
(新しい2年契約プラン適用時)
 基本プラン
スマ放題通話し放題プラン3,000円
通話し放題プラン(ケータイ)2,500円
スマ放題ライト通話し放題ライトプラン2,000円

提供開始時期

2016年6月1日
 

現在契約中のプランは更新月を1カ月間⇒2カ月間に延長

SoftBank、Y!mobileで現在提供中の2年間を契約期間とする料金プランについて、契約解除料がかからない契約更新期間が1カ月間から2カ月間に延長されます。

SoftBankホワイトプラン、通話し放題プラン、通話し放題ライトプランなど
Y!mobileスマホプラン、ケータイプランSS、ケータイプランなど

提供開始時期

2016年3月末で契約期間が満了となるユーザーから

au

auが発表した「新2年契約」の料金プランは下記のとおりです。

対象端末料金プラン (注2)月額基本使用料
新2年契約誰でも割
4G LTEスマートフォンスーパーカケホ
(電話カケ放題プランS)
2,000円1,700円
カケホ
(電話カケ放題プラン)
3,000円2,700円
4G LTEケータイカケホ
(電話カケ放題プラン (VK))
2,500円2,200円
3Gスマートフォン/3Gケータイカケホ
(電話カケ放題プラン (ケータイ))
(電話カケ放題プラン (ケータイ・データ付))
2,500円2,200円

提供開始時期

2016年6月1日

現在契約中のプランは更新月を1カ月間⇒2カ月間に延長

「誰でも割」等の更新期間が、2ヵ月間へ拡大されます

適用開始時期対象料金プラン・各種割引サービス
2016年5月「誰でも割」「誰でも割シングル」「誰でも割シングル (特定機器)」「WiMAX 2+フラット for DATA EX (2年契約)」「WiMAX 2+フラット for DATA (2年契約)/(2年契約a)/(4年契約)」「タブレットプラン ds (3年契約)/(2年契約)」
2016年7月以降 (予定)「auひかり ホーム ずっとギガ得プラン」「auひかり ホーム ギガ得プラン」
「auひかり ちゅらホーム しま割」「auひかり ちゅらマンションV しま割」「auひかり ちゅらマンションギガ しま割」

提供開始時期

2016年5月以降、更新期間を迎えるユーザーから

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