2014年2月26日に発表のあった「LINE 電話／LINE Call」。
どんなサービスなのか見てみましょう。
「LINE 電話／LINE Call」
ＬＩＮＥはアプリをインストールしている人同志、無料で通話できます。
しかし、固定電話やアプリをインストールしていない人には電話できなかったので、使い分けが必要でした。
今度新たに登場した「ＬＩＮＥ電話」は、固定への通話1分2円・携帯への通話1分6.5円の低料金で通話できるというサービスです。
2014年3月より、まずは世界6ヵ国（日本、アメリカ、メキシコ、スペイン、タイ、フィリピン）で提供が開始されました。
サービス対象国の端末からであれば、対象国以外も含めた世界中の固定・携帯回線に電話をかけることが可能です。
LINE電話の設定
LINEアプリをインストールしていれば、新たな設定は必要ありません。
ただ、携帯電話番号認証が必要です。Facebook認証のみでLINEを利用している場合は利用できないので、電話番号認証が必要です。
電話番号認証はＬＩＮＥアプリのその他＞設定＞アカウントでできます。
LINE電話の使い方
認証が済むと、「その他」の画面に「ＬＩＮE電話」が表示されますので、それをタップすればＯＫです。
電話をかけた相手には、スマートフォンで利用しているキャリア回線の電話番号がそのまま通知され、通常の電話のように利用できます。
ただし、「LINE電話」では、110番や119番などの緊急通報には対応していないため、かけられません。
また、通話先がNTTドコモの回線の場合のみ、番号通知には非対応で、ドコモ側の端末には「通知不可能」もしくは「非通知」と表示されるとのことです。
LINE電話料金
ＬＩＮＥ電話は、初期費用や月額費用が無料で、通話料だけを前払いで支払う仕組みです。
プランは2つ。
利用する通話時間分を事前にチャージし、通話した分だけを支払う「コールクレジット」と、30日間分のパッケージを購入する「30日プラン」が用意されています。
コールクレジット
国内での通話料は、携帯電話へは1分あたり14円、固定電話へは1分あたり3円。
「コールクレジット」は、LINEアプリ内の決済、もしくはGoogle Play、LINEウェブストアで、パッケージを購入して料金をチャージして決済します。Google Play、LINEウェブストアで購入したコールクレジットの有効期限は180日間。
30日プラン
「固定電話のみ通話可能」もしくは「固定電話・携帯電話に通話可能」どちらかを選択し、最大30日間、最大60分の通話が利用できるパッケージを、予め120円や390円で購入するというものです。通話料はコールクレジットよりも割安ですが、チャージした料金を30日を超えて持ち越すことはできないなどのデメリットもあります。
また、利用開始から30日以内に通話時間が60分に達した場合、「30日プラン」のパッケージを再度購入するか、「コールクレジット」のプランを利用するなどする必要があります。
国内電話には両方とも利用可能ですが、現在のところ、国際電話は「コールクレジット」のみ対応。
また、Android端末では、1 LINEコインを2コールクレジットとして利用できます。
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