楽天モバイル300万人1年間無料の注意点

※1年間無料キャンペーンは4/7終了しました。4/8からは3か月無料キャンペーンが始まりました。

ドコモ、au、ソフトバンクに続き第4のキャリアとして4月8日にスタートすることを公表した楽天モバイル。

なんと、300万人に無料提供というキャンペーンを打ち出しました。

昨日3月3日16時からの受け付けでしたが、一時はサイトがパンク状態で全くつながらない状態になるほどの人気。

「無料」の文字に人々が殺到しましたが、いくつか注意点があります。

楽天モバイル300万名対象「1年間無料」

楽天モバイルのサイトにいくと、こんな画面になっています。

楽天モバイル1年間無料

月々2,980円の料金が1年間無料となるというキャンペーンです。

スマホが1年間無料で使える!

こんな甘い言葉に、私も申し込みしようと、アクセスしました。

しかし。もろ手を挙げて喜べない内容となっています。

iPhoneもらくらくスマホも使えない。機種限定の壁

楽天モバイルは、楽天回線対応のスマホが必要です。

つまり、上記画像の10機種が必要。

iPhoneもらくらくスマホにも使えません

「今持っているSIMフリーのiPhoneに無料の楽天モバイルSIMを挿せば、1年間無料で使える!」な~んて思ったのですが、残念ながらできませんでした。

上記の機種を購入する必要があるんですよ。

スマホ本体の価格を見ると、21,800円~126,800円。

一番安い「Rakuten Mini」が21,800円ですが、こちらはe-SIMといって、デジタルなSIMなので他社に乗り換える場合、扱っているところが少なく限定されてしまいます。

信頼できるAQUOSがおススメどころかと思いますが、liteで32,800円。

2,980円×12か月=35,760円の通信費は無料ですが、楽天回線対応の機種をお持ちでない方は、スマホ本体の機種代はかかります。

しかも、現在楽天モバイルと契約してたり、無料サポーターとしてすでに対象機種を持っていたとしても「1人1回線のみ」の項目にひっかかり契約できません。

やっぱり、楽天は抜け目ないなぁ…(笑)

地方はデータ使い放題にならない

楽天モバイルの1つのウリである「データ使い放題」。

これは、楽天基地局接続時のみ。

そのほかは、auに接続となり2GB/月が上限となります。

現在、楽天基地局が整備されているのは東京都、神奈川県、千葉県、愛知県、大阪府、京都府と兵庫県などの一部の地域のみ。

ほぼauに頼っているという印象です。

電話番号の引継ぎはできない

これは先行受付期間のみの制限ですが「新規」のみを対象としています。

つまり現在使っている電話番号を引き継ぎたい場合は、現在の申し込みはできません。

楽天回線に感じる一抹の不安

楽天モバイルはまだまだ完成に向けての準備段階というイメージがぬぐえません。

事実、1か月試しに使ってみた間に、1度電話の声が相手に伝わらず、かけ直ししたことがあります。

お風呂で響くような感じの音声になるときも。

東京では、大部分は安定しているかと思いますが、時折頭をもたげる不具合に100%信用できないと感じるというのが正直な感想。

おそらくその点も含めて「無料」なのでしょうね。

楽天モバイルはサブ機種としておススメ

私はそれでも楽天との契約を検討したいと思っています。

ただし、ドコモの電話回線はそのまま。メインではやはりドコモを使います。

しかし。完全なネットワークでないことを前提にしても、東京では使い放題は魅力的。

ネットを見たり、アプリで遊んだり。

そんな感じで、サブ機としてなら楽天モバイルはおススメかと思います。


楽天モバイル1年間無料

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