10月28日に1日1回投与で老眼を改善する点眼薬が米食品医薬品局(FDA)に承認されました。
点眼薬pilocarpine(商品名Vuity)
米食品医薬品局(FDA)に承認されたのは、点眼薬pilocarpine(商品名Vuity)。
pilocarpineは米・アッヴィの子会社であるアイルランド・アラガンが開発したムスカリン性コリン受容体作動薬です。
pilocarpineが成分となっている点眼薬は、ピロカルピン(商品名サンピロ)があり、日本では緑内障の治療や検査後の縮瞳などに保険適用で用いられます。
pilocarpineは点眼することで瞳孔の大きさが縮小し、遠方視力に影響を与えることなく近方視力と中間視力の改善が期待できるとのこと。点眼から15分程度で効果が現れ、最大で6時間程度持続するとされています。なお、コンタクトレンズを装用している場合は外して点眼し、10分後には再装用できるそうです。
手元が見えにくいために老眼鏡が手放せない生活とも近いうちにおさらばできる日が来るかもしれませんね。
source:
コメント