格安スマホのSIMって、何?
通常、携帯やスマホは、契約した通信会社でしか、動作しないように、利用者識別を行う「SIMカード」(ICカード)を使って制限されています。
これを「SIMロック」といいます。
これを解除することも、できます(解除料金がかかります)。
解除することを「SIMロック解除」といいます。
またiPhoneなどには、最初からSIMロックがかかっていない「SIMロックフリー」といったものもあります。
格安SIMとは?
格安スマホの提供を可能にするのが、「格安SIM」です。
「格安SIM」は、回線のインフラをドコモなどから借りてサービスを提供している「MVNO(Mobile Virtual Network Operator:仮想移動体通信事業者)」が、販売しています。
2001年10月に日本通信がウィルコムからPHS回線の領域買い取りで事業を始めたのが、日本でのMVNOの始まりです。
(参照記事)
初心者にもわかる「SIMロック」スマホ維持費が格安になる「SIMロック解除」
スマホの維持費を格安に!通話もできる「格安SIM」音声プラン比較
格安スマホと、らくらくホン スマホの料金体系の比較
らくらくスマートフォン3(F-06F)の料金体系
まずは、らくらくスマートフォン3(F-06F)の料金体系を見てみましょう。
新規契約で、端末代金を24回払いを例にみてみます。
2,700円+2,916円+324円+2,160円-1,215円=6,885円
6,885円の内訳は、端末料金が2,700円。
国内の通話ならいくらかけても料金が変わらない「カケホーダイプラン」2,916円がドコモの基本的な料金プランです。
これに加えて、webを見るためのspモード324円、パケット料金が膨大にならないようにするためのパケットパック「らくらくパック」2,160円がかかります。
上記に割引「月々サポート」が1215円割り引かれます。
イオンの格安スマホ第3弾の料金体系
SIMカード代金3,000円は初回のみですので、月々は680円+1,458円=2,138円
ドコモらくらくホンと格安スマホの比較
端末本体料金
らくらくホン 64,800円-29,160=35,640円(月々:2,700円-1,215円=1,485円)
イオン格安スマホ 16,329円(月々:680円/初回のみ689円)
通信費等
らくらくホン 2,916円+324円+2,160円=5,400円
イオン格安スマホ 1,458円
こうやってみると、通信費等の料金部分が大きいのがよくわかりますね。
ただ、ドコモは、初心者の質問に無料で答える専用電話サービスなどを実施したり、定額で雑誌読み放題などといったサービスが充実しています。
安くても使いこなせないと、逆に高くついてしまうかもしれませんので、料金面のほかにチェックすることが必要かもしれません。
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