75歳以上の運転免許更新に必須「認知機能検査」で免許取り消しも
75歳以上の方の運転免許更新には、「認知機能検査」と「高齢者講習」が必須となりました。
これは、2017年3月12日施行の道路交通法改正に伴うもの。
「認知機能検査」の成績により、専門の医師による診断が必要と判断され、それにより認知症と診断された場合は運転免許取り消し・停止となります。
いままでも、認知症検査はありましたが、結果が悪くても「注意喚起」どまり。しかし今後は厳格になります。
運転免許更新に必要な「認知機能検査」とは?
「時間の見当識」「手がかり再生」「時計描画」の3つの検査が「認知機能検査」にはあります。
判定結果は3種類。
「記憶力・判断力に心配ありません」「記憶力・判断力が少し低くなっています」との判定結果は「高齢者講習」受講で免許更新が可能。
一方「記憶力・判断力が低くなっています」という判定結果の場合は、臨時適性検査(専門医の診断)の受検または診断書の提出が必要になります。さらに、その検査で認知症と診断された場合には、運転免許の取消し等の行政処分の対象となります。
年齢を重ねると、物忘れの経験は誰にでもあるもの。
「ちょっと心配だな」と思った方は、事前にチェックしてみるといいですね。
そこで、認知症診断アプリをご紹介します。
認知症自己診断テストアプリ
自分でチェックする場合は、認知症予防協会がプロデュースしている「認知症自己診断テスト」アプリがあります。
認知症予防協会のホームページにはダウンロード&プリントアウトできるテストの掲載もあります。
本人以外が認知症をチェックする「認知症に備えるアプリ」
認知症の早期対応・備える努力を啓発するボランティア団体「NPO法人オレンジアクト」が提供するアプリは、本人ではなく、家族や周りの人が認知症かどうか、チェックするアプリです。
手軽にチェックできるアプリやサイトがあるので、一度チェックしてみてはいかがでしょうか。
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