auが7/14からスタートさせた格安スマホ料金プラン「auピタットプラン」。シニア向けスマホでこの「auピタットプラン」を適用したら安くなるのか、試算してみました。
「auピタットプラン」とは
新たに登場した「auピタットプラン」の特徴をチェックしてみます。
月々1,980円~ 格安スマホ並みの料金
「auピタットプラン」は、auが格安スマホに対抗すべく登場させた新たな料金プランです。
価格が格安スマホと対抗できるところまで引き下げられたところが一番の魅力です。
実際の使用料に合わせて、データー通信料金が請求される
料金も魅力的ですが、使用したデータ利用量に合わせて、5段階の定額料金が設定されているところも、嬉しいポイントです。
現在の契約の多くは「1GB」「3GB」など、あらかじめデータ量を指定しなければなりません。
しかし、初めてスマホにする人にとって、自分がどれくらいデータ量を使用するのか、わからない、というのが正直なところではないでしょうか。
実際使ってみて足りなかったり、多かったりすること、つまりデータ量をの無駄を防げます。
「auピタットプラン」で選択できる音声通話プランは3種類
通話は、24時間電話かけ放題の「auピタットプラン (カケホ)」、5分間通話のみ無料の「auピタットプラン (スーパーカケホ)」、無料通話がなく、かけた分だけ料金が発生する「auピタットプラン (シンプル)」の3種類からえらぶことができます。
auシニア向けスマホ「BASIO2」での「auピタットプラン」料金
auのシニア向けスマホ「BASIO2」にした場合で「auピタットプラン」料金をみてみましょう。
「BASIO2」で「auピタットプラン」を適用すると2,138円/月+スマホ端末代1,290円/月
5分間以内の通話ならかけ放題の「auピタットプラン (スーパーカケホ)」をつけて、データ通信量が1GB以下だった場合、2,138円。
これにスマホ「BASIO2」の端末の分割代金、1,290円がプラスされます。
つまり、月々の支払額は3,428円(税込)。
「シニアプラン」VS「auピタットプラン」どっちがお得?
一方、満55歳以上なら利用できる「BASIO2」、「BASIO」と「AQUOS K SHF31」専用の料金プラン「シニアプラン」という、ちょっぴりお安いプランがあり、今までこれがお安いとされていました。
この「シニアプラン」だと、3,346円。
「シニアプラン」3,346円 vs「auピタットプラン」3,428円
「シニアプラン」だと、3,346円、「auピタットプラン」は3,428円と、シニアプランのほうが料金的には82円安く、新たに登場した「auピタットプラン」にお得感はありません。
相手がauのみ1時~21時なら通話無料 vs 5分間以内ならいつでも誰とでも無料通話
しかし、中身を見てみると、シニアプランの無料通話は、相手がauで、1時~21時の間だけ。またデータ通信量は0.7GBです。
それに対して、「auピタットプラン」は相手がauユーザーでなくても、いつでも5分間以内なら無料。さらにデータ通信量は~1GB。
自分のよく通話する相手や、スマホの使い方を考えて選択したほうがよさそうです。
はじめてケータイからスマホにする「初スマホ割」適用なら2,865円/月
auケータイを16カ月目以上利用しているユーザーが、はじめてスマホにするなら「初スマホ割」が適用され、「auピタットプラン」は、さらにお得。2,865円/月で利用可能です。
「auピタットプラン」の注意点
「auピタットプラン」のお得な点についてみてきましたが、注意点もあります。
2年目から1,000円高くなる
この1,980円~という料金は「ビッグニュースキャンペーン」が適用されたもの。
「ビッグニュースキャンペーン」は、最大1年間1,000円/月割引になるというものなので、2年目からはプラス1,000円となります。
スマホ機種代金は4年間の分割
もうひとつの注意点は、スマホ端末代金の分割払いが4年(48回)であること。12回・36回分割も可能との注意書きがあるので、48回以外の分割を希望される方は、詳細についてはショップに確認が必要です。
「BASIO2」の現金販売価格/支払総額 16,200円(税込)
分割支払金:337円(税込) × 48回 、頭金0円、実質年率0%、支払回数/期間 <48回/50カ月>
コメント