従来の折りたたみ式の携帯電話「ガラケー」の形のまま、スマートフォンと同じ機能をもつ端末「ガラホ」が、20日auから販売されます。
「AQUOS K」
auから販売されるのは4G LTE ケータイ「AQUOS K」。
見た目は、ガラケー
けれど中身は、Android(スマホ)。
使い慣れた、従来の携帯電話の形のまま、スマホを利用できる点で、シニア向けの機種といえるかもしれませんね。
「AQUOS K」の特徴
では、さっそく、「AQUOS K」がどんな機種なのか見てみましょう。
1、高性能カメラ、美しい画面
「AQUOS K」は、液晶テレビでおなじみの「AQUOS 」を制作した、シャープの機種です。
液晶テレビで培った技術を生かした高精細ディスプレイと、逆光、明るさの足りないところなど、撮影に失敗しがちなシーンでも上手にとれるカメラにこだわりいある機種です。
2、「4G LTE」に対応
一般的なケータイの約4.3倍の処理能力を持つ「MSM8926 1.2GHz クアッドコアCPU」を搭載。また通信速度の速い「4G LTE」に対応していますので、サクサクネット検索ができます。
3、「Wi-Fi」に対応
キャリア(au)のパケット費用にカウントされない「Wi-Fi」を利用して、インターネットに接続することができます
「AQUOS K」は、Android系のスマホです。Androidスマホは、アプリをインストールするには、「Google Play」アプリストアからダウンロードするのですが、「ガラホ」はこれに対応せず、最初からインストールされているアプリと、au専用の「auスマートパス」からダウンロードしたアプリのみ利用できます。
気になるのは、スマホの無料通話アプリ「LINE」ですが、これは利用できるようです。
「AQUOS K」の利用料金
1、「AQUOS K」シニアプラン
契約者が55歳以上なら、一般的なスマホよりもリーズナブルな「シニアプラン」(3,346円/月・税抜)で契約することができます。
ただし、この金額には、機種代金は含まれていませんので、機種を分割で購入する場合は、その金額がプラスされます。
「シニアプラン」は、au同士の日中(1時~21時)の通話は無料。au同士のSMS(電話番号で送るショートメール)も無料です。
また、月間データ容量0.7GBが含まれています。
2、一般的な利用料金
比較のため、「シニアプラン」を利用しない、一般的な利用料金もチェックしてみます。
上の6段目までは、通話し放題の「電話かけ放題プラン」と、データの量によって、料金が設定されています。5,500円~となっています。
最下段の「LTEプラン」は通話はしない、という人のためのプランで、無料通話はついていません。基本料金に、データ通信し放題の「LTEフラット」がついているプランです。
シニアプランと同じく、どちらも機種代金は含まれていませんので、これに分割で機種を購入する場合は、その料金がプラスされることになります。
従来の携帯電話に慣れている方で、スマホを利用してみたい、という方は、いちど店頭などでチェックしてみてはいかがでしょうか。
なお、携帯型のスマホ「ガラホ」はドコモからも販売予定です。
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