LINEが格安スマホ事業に乗り出すことを公表した今週、スマホ業界に大きな衝撃が走った。
(詳細はコチラ ⇒ LINEが格安スマホ参入で「LINEモバイル」今夏スタート!LINEポイントも登場)
2月に一括0円が廃止となり、大手キャリアの勢いがそがれ、
ここぞとばかりに、格安スマホ業界が攻勢をかけてきたわけだが。
この「LINEモバイル」の発表で、格安スマホ関連の株価が一気に下落した。
スマホを介しての人のつながりという基盤をつくり
ゲーム、音楽など、様々なコンテンツを有し
ソフト面では、確たる地位を築き上げてきたLINE。
しかし、その地位が長期に安定しているものかと言えば、そうでもない。
かつてmixiが一世を風靡し、誰もが真似てSNSを作りたがった時代もあり、この風潮が続くと思われたが、今や、見る影もない。
時代は、流行を盛り上げるもの早いいが、引き際も驚くほど速い。
そして、その発端になりそうな気配を作ったのは「ベッキー事件」。
クローンiPhoneで、LINEの中身が簡単に盗み見できてしまう事実に「LINEはやばい」という空気が一気に広がった。
今がLINEの斜陽ドキか、と思っていた矢先に「LINEモバイル」の発表。
ここで、一気に空気感が変わる。
攻めるLINE!
LINEモバイルで、ソフトだけではなく、ハード面でも牛耳ろうという戦略。
おまけに、大手キャリアが活路を見出そうとしている「ポイントカード」にまで進出。
大きく攻勢をかけてきたLINE。
LINEの没落は、スマートフォンが廃れるときが一番のターニングポイントとなるのかもしれない。
しかし、攻撃は最大の防御なり。これから先、LINEはどう攻めていくのか。
ますます目が離せなくなりそうだ。
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