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シニアが格安スマホを選ぶ前にチェックしたいこと。メリット、デメリット、注意点

「格安スマホにすると、月々の料金が安くなる」

そんな魅力的な誘い文句をあちらこちらでみかけるようになりました。

しかし。

使いこなせなくて、ドコモなど大手キャリアに戻したり、ガラケーに変更する人も少なからず存在します。

では、シニアが格安スマホに変更するときの注意点を見てみましょう。

「格安スマホに変更ないほうがいい人」チェックテスト

【問題】

あなたが格安スマホに変更したら、ガラケー(従来の2つ折り携帯電話)を使っているお友達に、メールが届かなくなりました。

なぜでしょう?

 

「この問題の原因と解決方法がわかる」

「自分で調べられる」

「まわりに聞ける人がいる」

そういう人は、格安スマホにしても大丈夫。

しかし、まったく解決への糸口がない人は、格安スマホへの変更は、慎重に行ったほうがいいでしょう。

※答えは下部「キャリアメールの提供がない」を参照ください。

スマホ本体の故障以外の不具合がときどき起きる

Android(iPhoneでないスマホ)のスマホは、作動させるために、3つ以上の会社がかかわっています。

具体的には、Googleが管理しているOS(Android)システム、スマホ本体を提供しているメーカーが管理しているスマホを動かすためのシステム、LINEなどのアプリのシステムなど。

 

これが新しいウィルスなどが出るたびに、対抗策として、Googleがシステムのアップデートを行います。

そうすると、アップデートした状態で使えるよう、それに合わせて、メーカーやアプリ提供会社がアップデートを行います。

このアップデートが曲者。

すべてをアップデートしないと不具合が起きたり、もともとのシステムに不具合があったり。

 

そんな時に、何が原因で、どうしたら解決するのか。

その見極めができる手段がなければ、スマホはたちまち使い物にならなくなってしまうかもしれません。

 

では格安スマホのメリットとデメリットを見てみましょう。

シニアが格安スマホにするメリット

月々の維持費が安い

「安い」

これが最大のメリットでしょう。

実際に我が家でも家族4人分の月々の支払は、5,000円前後。大手キャリアの1人分の維持費でまかなえるところが魅力的です。

(参照記事:BIGLOBE(ビッグローブ)シェアプランに申し込んでみる。格安SIMでスマホを安く!

独自のサービスを提供している

もしもシークスの携帯電話なのに、見た目が固定電話な「スゴい電話」や、トーンモバイルの「撮るだけ設定」など、ドコモなど大手キャリアにはない独自のサービスを提供している格安スマホ会社もあります。

シニアが格安スマホにするデメリット

格安スマホはサポート体制が手薄なところが多い

価格を安くするために、実店舗をもたないところが多い格安スマホ会社。

なにか、トラブルが起きたときには、電話、もしくはメールでの問い合わせ体制をとっているところが多いです。

 

格安スマホ会社と比較すると、ドコモなどの大手キャリアは、圧倒的意なサポート体制を構築しています。

とくに、ドコモは「らくらく携帯」「らくらくスマホ」をいち早く提供し、シニアには手厚いサービスを提供。価格は高いですが、価格の高さはそれなりの理由があるといえそうです。

機械的なことに不慣れで対応に自信がない人は、実店舗で対応してもらえる携帯会社にしたほうがいいと思います。

設定は自分でする

ドコモなどでは、契約すると使えるところまで設定して渡してもらえます。

しかし、格安スマホでは実店舗販売がない場合、自分で初期設定をしなくてはなりません。

通話は別料金

ドコモなどの大手キャリアは通話代込みでの料金設定をしています。

それに対して、格安スマホの多くは、通話代金は別料金。

また「IP電話」というネット経由での電話を提供しているところが多いので、電波状況が悪いと電話が途切れてしまう可能性もあります。

キャリアメールの提供がない

Yモバイルをのぞいて、格安スマホは@docomo.jpなどといったキャリアメールのアドレスが付与されません。

そのため、メールはGoogleが無料で提供しているGmailなどを使います。

 

上記の「格安スマホに変更ないほうがいい人」チェックテストの質問は、これが原因です。

シニアには、携帯電話で迷惑メール防止対策として「ネットのアドレスを拒否」で設定している人が多く、そのためGmailが届かない、という事態が起きてしまいます。

詳しくは、シニアが格安スマホにするとメールが届かない!?「キャリアメール」の落とし穴 をご覧ください。

シニアが格安スマホにするときの注意点

大手キャリアはほとんど横並びなサービスが多いので、変更してもさほど変化ないのですが、格安スマホはそうはいきません。

解約手数料が発生する時期、また解約手数料、違約金などの条件がさまざま。

契約する前に、「解約するときの条件」「月々の料金が変わるとき」のことについて、細かい条件も確認しましょう。

 

もしも契約してしまってから「しまった!」と思っても解約できる場合があります。

詳細は「携帯・スマホの契約解除は8日以内ならOK。ただし端末料金負担あり、なしの場合が」を参照してください。

 

いろいろと小難しいことを書き連ねましたが、格安スマホの月々の料金の安さは魅力的です。自分は大丈夫そうだと思ったら、いろいろ検討してみてください。

 

 

コメント

  1. […] (参照:シニアが格安スマホを選ぶ前にチェックしたいこと。メリット、デメリット、注意点) […]

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