「単価」を2倍にして、働く時間を半分にする
このキャッチ、気になって「半年だけ働く。」読んでみました。
この職業を見ただけで「ふぅ~ん、ライターとは違うわぃ」
と、ちょっと反感。
フリーランスは自分自身の単価コントロールが肝
だけど、
「自分自身の単価コントロールが肝」
という一文には、激しく同意しました。
そのためには、条件の悪い案件は一切受けない覚悟が重要
とのこと。
単価の高い案件は直接採用
また、仕事のとりかたとして、インターネット上で不特定多数の人に業務を委託するサービスは単価が安い案件が多いので適さない、とも。
その具体例として「ランサーズ」や「クラウドワークス」があげられています。
単価の高い案件は、直接の面談を通して採用が決まるので、オンラインだけで完結するクラウドソーシングには向いていないとのこと。
最近、こういったサービスの広告塔として「○○円稼ぎ、成功しました」
といった内容を目にすることがあります。
この手の内容は、見事にフリーランスの心をくすぐり、
「えっ!そんなにいいの?」
と、気持ちが揺れ、のぞいてみたこともありました。
でも、確かに単価が低い。
実績稼ぎには、いいサイトだけど
実績できたら、撤退したほうがいいよな、と思える内容かと。
「お金じゃないよ」
という人がいるかもしれませんが、
私に限って言えば、原稿料と取組姿勢は、比例します(笑)。
何が違うか、といえば、
書く前の準備段階、日常生活でのアンテナの張り方が違います。
真剣に考えるもんね。
でもそれが、次のステップに自分を連れて行ってくれるし
書いたあとの満足度も全く違います。
ということで、「半年だけ働く。」はフリーランスの単価を上げる肝が書かれている、業界がちと違う人が著者である本でした。
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