スマホの普及に伴い、拡大しているサービスのひとつが「LINE」です。
「LINE」は、2011年6月のサービス開始から19ヵ月の2013年1月に1億人を突破し、そこからわずか3ヵ月強の4月30日に、ユーザー数が1億5000万人を突破しました。日本から始まったサービスですが、現在はアジアやスペイン、アフリカなどでも爆発的にユーザーを増やしており、FacebookやTwitterよりも速いスピードで拡大しています。
今やニュースなどにも登場する「LINE」ですが、使ってない人にとっては何が良くてそんなに流行っているのか不可思議なのではないでしょうか。
そこで、今回は「LINE」の魅力について見てみたいと思います。
LINEとは?
LINEとは、無料通話・無料メールアプリです。
LINEの基本的な機能は主に2つあります。
1、友達と音声通話をする(通話)
2、友達とメッセージのやり取りをする(メール)
では、LINEを使うメリットは何でしょうか?
メリット1、維持費(通話料)が抑えられる
携帯電話(ガラケー)では、無料通話分があったのですが、スマートフォンのLTEプランには、無料通話分が付いていません。
そのため、電話をかけるとその分、電話代がかかります。
しかし、「無料通話」アプリを利用すると、同じアプリを使っている者同士、無料通話ができます。
スマホの維持費を抑えられるので、無料通話アプリはスマホユーザーに、歓迎されています。
(データ通信をONにしているとパケット代がかかります。Wi-Fiで利用すると通信代も無料です)
メリット2、メールより気軽に、便利に使える
友達とLINE上で、SMSのような形でメッセージを送ることができます。これを「トーク」といいます。
メールとの違いは、
1、過去のやり取りが、画面をスクロールさせるだけで見ることができる。
2、1対1だけではなく、複数人と、同時にやりとりができる「トークルーム」がある。
3、スタンプと呼ばれる感情などを表現できる絵文字のようなものがある。
使ってみて感じているのは、メールよりも敷居が低く、短文や簡単な挨拶文だけでも気軽に送ることができるということ。
メールのよう改まった感じがなく、日常会話のノリでやりとりができるところが便利です。
また、複数人、同じ「トークルーム」でチャットのようにやりとりができるので、たとえば、家族みんなで情報を共有したり、趣味のグループでやりとりしたりすることができます。
さらに、送ったメッセージを相手が読んだかどうかわかる機能もあります。
スタンプは言葉にすると微妙な感情を表現できるので、便利に使えます。
LINEだけじゃない、無料通話、メールアプリ
「LINE」は東日本大震災をきっかけにできたアプリで、親しい人とのコミュニケーションツールです。
早い時期からスタンプを採用したことをきっかっけに爆発的に広がっていますが、実は「LINE」の他にも同様のアプリはあります。
代表的なアプリをピックアップしてみます。
「カカオトーク」
韓国産のアプリですが、ヤフージャパンが出資してから、日本で先行していろいろな機能を付加しています。「LINE」よりも先にできたアプリです。
「Facebookメッセンジャー」
Facebookのコミュニケーション機能だけをとりだし、スマホのアプリとしてつくられています。2013年4月末よりスタンプが使えるようになりました。
「Skype」
古くからあるコミュニケーションツール。パソコン用に作られているため、ログインが必要なところがデメリットですが、アプリをインストールしていない相手にも有料でコンタクトできるところがメリットです。
「comm」
モバゲーなどを手掛けるDeNAが作成、管理している、後発の国産無料通話、メールアプリ。本名での登録が前提のアプリです。
「WhatsApp」
アメリカの元ヤフー社員がベンチャーで立ち上げたアプリ。世界に利用者が多く、先日Googleが買収するのでは?という話題がありました。
「WeChat」
中国発のアプリで、ユーザー数が3億人を超えています。
このほかにも、「Viber」「050Plus」(有料)などがあり、続々と後続アプリが登場しています。
ただし、らくらくスマートフォンではこれらのアプリはインストールできないようです。LINEなどを使いたい方は、らくらくスマートフォン以外のスマホ(GooglePlayからアプリがインストールできるもの)を選んだほうがよさそうです。
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