救急車をタクシー代わりに使う、不適切な使用が問題となり、救急車を呼ぶことをためらってしまう、
そんな人が少なからずいることが判明しました。
これは、今年5月に神戸市消防局が実施したアンケートでわかったこと。
くも膜下出血などの疑いがあり「100%呼ぶべき状況」との想定に基づく設問でも、「呼ぶべきでない」「分からない」と答えた人が3分の1もいたとのこと。
これは生命にかかわる由々しきことともいえそうです。
救急車を呼ぶべきか判断できるアプリ「Q助」
とはいえ、素人には、症状が危険なのかどうか、見極めるのが難しいケースも。
そんなとき、ひとつの判断基準を提供してくれるアプリがあります。
それは、総務省消防庁が無料で提供している、スマートフォン用アプリ「Q助(きゅーすけ)」。
アプリに表示されている質問に答えていくだけで、救急車を呼ぶべきかどうかわかるようになっています。
赤い画面になった場合はすぐに救急車を呼んだほうがいいケース。
黄色い画面は、救急車を呼ぶほどではないが、すぐに病院へいったほうがいいケース。
青の画面になった場合は、様子を見て通常診療時間内に病院へいくように誘導されています。
突然、家族が苦しそうにしていたら、混乱して正常な判断ができない場合もあるので、スマホにいれておきたいアプリです。
全国版救急受診アプリ「Q助」
コメント