イオンは4月4日から、全国のスーパーイオンの約170店で格安のスマホを発売開始しています。
スマホ本体と月々の通信料で、格安の2980円/月
セットで月2980円(税抜き)という価格は、大手携帯電話会社の半額以下です。
1日から4千台分の予約の受け付けを始めたところ、3日までに3割の店舗で予約分が完売したとのこと。
一番のメリットは、この価格の安さですね。
この2980円には、スマホ本体機器の価格が含まれています。
この本体の支払は2年間の分割で、25カ月目からは通信費のみの月1560円で利用できます。
解約はいつでもできる
2年縛りがあり、解約月でばければ、1万円程度の解約金が発生する大手通信会社のスマホと違い、イオンのスマホはいつでも解約できます。
ただし、本体の機種代金が24回払いになっているので、残額がある場合はこれを支払はなくてはなりません。
その場ですぐに使える
店舗でお渡しするので、その場ですぐに使えるというのも、いいですね。
イオン格安スマホのデメリットは?
これだけ安い価格のスマホです。デメリットもあります。
通信速度が遅い
ネット接続の通信速度は最大毎秒:200kbpsと低速です。
LINEやメールは、普通にできますが、動画やゲームなどには不向きです。
ただし、Wi-Fiを使えば、これらは問題なく見ることができます。
外出先でも、Wi-Fi環境の整っている店舗も増えています。
歩きながらのスマホは危険ですので、スマホを閲覧するのが、どこかの店舗でと考えるのなら、Wi-Fiが使える店舗を選べばよく、特に問題はないと思います。
型が一つ古い
「Nexus 4」は、2013年8月30日に、Googleと韓国LG電子が発売した機種。
オープンプライスですが、発売当初の店頭価格は4万9800円程度でした。
最新のNexusシリーズのスマートフォンは「Nexus 5」なので、ひとつ古い型です。
しかし、最新の Android 4.4 へのアップデートも提供されています。
メールやLINE中心に使用を考えているのなら、問題なさそうです。
通話料は基本料金には含まれていませんが、友達・家族もLINEやカカオトークなどをインストールしていれば、無料通話できます。
また先月LINEが発表した、インストールしていない相手にもかけられる格安のLINE電話もあります。
これらのアプリを利用すれば、基本料金で済ませることが可能です。
コメント
シニアとテクノロジーの研究活動をしている、ボランティア団体です。
此方のサイトは以前から拝読させ頂いています。
イオンから発売された格安なスマホが、何故高齢者に好評なのか、報道では今ひとつ不明だったのですが、この記事で具体的に理解することが出来ました。
基本的にシニアは年金生活の方々と想定されますので、価格は重要な購入のポイントです。また、通信各社の複雑な料金体系に比較して、分かり易いシンプルな料金体系は、購入に直結するものと考えられます。