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格安スマホ・SIMにドコモ回線が多いナゾ。ソフトバンクやauのMVNO回線が増えるかも

格安スマホ

格安スマートフォンにドコモの回線が多いのは、なぜ?

格安スマホを取り扱うサイトで、よく見かけるのが「ドコモの回線なので安心」というフレーズ。

ドコモ回線

格安スマホを提供するMVNO事業社は、ドコモの回線利用が圧倒的に多いですね。

「なんでauの機種で、格安SIMが使えないんだよっ!」と、au、ソフトバンクユーザーは、格安スマホを検討するときに、「ドコモの回線」を使ったMVNO事業社に、不満、不便を感じていたのではないでしょうか。

なぜ、ドコモの回線を利用した格安スマホ業者が多いのでしょうか?

独禁法で回線貸出を拒否できなかったドコモ

ドコモの回線を利用した格安スマホが多い理由のひとつに、ドコモだけが、回線の貸し出しを拒否することを、電気通信事業法で認められていなかったことが考えられます。

ドコモ、au、ソフトバンクの中で、ドコモだけが「一定のシェアを超える通信会社」に該当し、MVNOを事業として営みたい企業からの回線貸し出し依頼があれば、特別な理由がないかぎりこれを拒否できませんでした。

この点が一番の原因ではないでしょうか。

今後、au、ソフトバンクの格安スマホ・SIMが増える可能性も

公正取引委員会は、5月21日の改正電気通信事業法施行に合わせ、電気通信分野の独禁法の運用指針を4年ぶりに改定しました。

それによると、「通信大手が特定の格安スマホ事業者に限って自社回線の利用を拒否することは、独禁法が禁じる不公正取引などに該当する可能性がある」とのことです。

通信大手はドコモ、au、ソフトバンクを指し、これにより、独禁法は、au、ソフトバンクにも適用される見込み。

そうなると、今後、au、ソフトバンクの回線を使った格安スマホ・SIMが増えることが期待できます。

あとは、各社の回線使用料がどれくらいか、格安スマホ業者の採算が合うかどうかで、ここがクリアされれば、au、ソフトバンクユーザーにとっても選択肢が増えることになりそうです。

 

 

 

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