第19回「このミステリー大賞がすごい」の大賞受賞作「元彼の遺言状」を読みました。
「元彼の遺言状」
「元彼の遺言状」は、新川帆立さん作のミステリー小説。
主人公が、美人で優秀、だけど気が強くてお金が大好きという、一見たかぴーなキャラクターの弁護士です。
そして、作者である新川帆立さんは、東大法学部卒業の現役弁護士。
ラジオに登場されてお話されていて、小説家を目指すようになったきっかけが、夏目漱石の「吾輩は猫である」を読んで衝撃を受けた、ということもとても興味深く感じました。
でも、購入しよう!とアクションを起こさせたのが
「僕の全財産は、僕を殺した犯人に譲る」
という
帯にかかれたコピー。
めちゃくちゃ、気になっちゃいました。
購入という行動に導く一言、自分がなぜ行動に移したのか、自己分析しながら記憶に残しておきます。
ところで内容は、ネタバレになっちゃいそうなので語りませんが、サクッと読める1冊です。
こういうプロット、キャッチの本に出合うと、なんだか血が騒ぐ~(笑)。
選考委員満場一致で大賞に決定した1冊なので、読んで損はないと思いますよ。
元彼の遺言状 (Amazon)
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