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b-mobileの日本通信が個人向け格安スマホから撤退!格安SIM業者のサバイバル?

格安スマホ

日本通信が個人向けの格安スマートフォン事業から撤退します。

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格安スマホ業界の値下げ競争サバイバル

今回日本通信が撤退する理由は「値下競争による収益の低迷」だそうです。

「格安スマホ」というネーミングからも、ユーザーが期待するのは「価格の安さ」。格安スマホ業界では「業界最安値」という文字が踊り、安さがウリになっています。

価格の安さを追求し、利益を上げるには、薄利多売が前提となると思いますが、このところ新たな格安スマホ業者が現れづつけ、現在、MVNO事業者は、なんと、561社!こんなにも多くの企業が参入しているのですね。

また、NTTコミュニケーションズ、IIJ、楽天といった知名度のある企業の参入もあり、薄利多売は望めない環境になってしまったということでしょうか。

動画配信大手のU-NEXTに数億円で事業が譲渡されるとのことです。

日本「初」MVNO事業者、日本通信とは

日本通信は、現在普及しつつある「格安スマホ」の、いわば生みの親。MVNOとして日本では第1号の会社です。

2001年、ウィルコムからPHS回線のリセール(回線領域買い取り)で事業を始めました。

日本通信のビジネスモデルが、後にMVNOと命名され、「格安SIM」が生まれ、携帯事業者以外から携帯通信(SIM)が買える市場が誕生しました。

 

 

日本通信のメイン商品は「b-mobile」。

この主商品のほか、先駆者である日本通信は、他社にない、斬新なアイディアと商品を次々に生み出してきました。

携帯なのに「03」番号が使える「03スマホ」

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最も印象に残っているのが「03スマホ」。携帯なのに「03」の番号から電話がかけられるというものです。

「03」は固定電話という前提を覆すこの商品を生み出す会社に、他社にないものを感じました。

 

アイディアあふれる企業だけに、個人向け格安スマホ事業からの撤退は残念です。

アィディアでも、価格でも生き残ることが難しくなっているとしたら、格安スマホ業界は普及半ばにして、淘汰がはじまり、生き残りをかけたサバイバルが繰り広げられることとなりそうです。

 

 

日本通信、U-NEXTと個人向けSIM事業で協業

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