「２年無料」の落とし穴！スマホ更新月１か月前に料金が高くなる。思わぬオプション請求が

スマートフォンの解約手数料がかからない「契約更新月」のお知らせがきました。

これは総務省が行った指導を受けて、キャリア（NTTドコモ、KDDI、ソフトバンク）が実施開始したものです。

「0円スマートフォンの廃止」については、スマホの価格が安くなっている実感がもてないなど総務省の関与に不服がありますが、「契約更新月」については、わかりやすくユーザーの立場にたったもので、良い方向に向かったと思います。

現在auの契約は「基本使用料」934円（税込1,011円）のみです。

この基本使用料のみでの契約は、現在新たな契約ではできません（現在はセット必須）。なので、通話を目的に、通話料金が無料になるアプリを利用するために契約しています。（「Viber」固定電話、携帯への通話がすべて0円トライアル実施中！使わにゃソン！）

契約更新月の1か月前に、突如請求金額が高くなりました。

料金の内訳をみると、先月までなかった「オプション使用料」が発生しています。

オプションの内訳をみると「デザリングオプション」の料金が加算されています。

前月、手続きなど全くしていません。ネットに接続する契約も外しています。

なのに、なぜ「デザリングオプション」が突如発生したのか？

2年ごとの自動更新と、2年間無料のオプションに、同時に加入。

同時に加入したにも関わらず、2年間の期間のカウント方法が異なる

これが、諸悪の根源ですね。

カスタマーセンターに電話して、これについて異議申し立てをしました。

「料金が突如発生するのはおかしい」ということで、クレームを入れました。

それに対して

1、契約時に2年後は料金が発生するという説明をしている

2、明細にオプションの利用料と割引という形で、オプション契約があるということを明記している

という回答でした。

ごもっとも。

おっしゃる通りで、カスタマーの人には大変申し訳ないと思いつつ、対抗しました。

対抗内容は

1、同時に契約しているのに、2年間の期間のカウント方法が異なるのは、わかりにくいし、説明された記憶はない

2、ネット契約していないのに、デザリングオプションは使えない

3、料金が発生する場合には、更新月のお知らせのように、ユーザーに連絡すべきではないのか

結果、後日料金と相殺ということで、対応してもらえることになりました。

そもそも「0円携帯」が廃止になった背景には、スマホを0円で販売する代わりに不要なオプションがたくさんつけられて、無料期間が経過したことに気づかず、余計な料金が発生したという苦情が多かったことがあったと思います。

今回の件も、請求明細内容に明記されていることから、本来はユーザーの落ち度となる内容です。

しかし。

2年間の期間がずれているなど、相変わらずスマホ・携帯の契約内容はわかりにくいです。

スマートフォンの請求内容・金額がおかしいな？と思ったら、まずは問い合わせて、声を上げてみる価値はあると思います。

総務省から各キャリアに指導がはいっている今、不満足の声が多く上がれば、何か変わるかもしてません。