2013年はLINE、カカオトーク、commの三つ巴の闘いにFacebookが参戦してますます競争激化
米Facebookは3日、インスタントメッセージ送信アプリ「Facebookメッセンジャー」をアップデートし、ボイスメッセージの送信機能を追加しました。
また、数週間以内にFacebookユーザー同士であれば、電話番号を知らなくても通話が可能な機能がiOSアプリに搭載される見込みだとのこと。
そうなると『Facebookメッセンジャー』は電話番号を必要としない無料通話アプリとなり、LINE、カカオトーク、commに強力なライバル出現となりそうです。
昨年、LINEがFacebookのIDで紐づけて、電話番号なしでも利用できるようにしようと試みましたが失敗しています。
もしかすると、Facebookはこのために仕様を変え、そのためにLINEも失敗してしまったのかもしれません。
Facebook御大がこの無料通話&チャットアプリ戦争に加わるとなると、LINEがやろうとしているFacebookのIDでの紐づけはどうなるんでしょうね。
「Facebookメッセンジャー」の優位性
「Facebookメッセンジャー」が「カカオトーク」や「comm」と違うのは、Facebookにはすでに出来上がっているネットワークがあるということ。
これは相手の必要なアプリとしては、最大のポイント。
すでにできているネットワークに、無料アプリを投入すれば、またたく間に広がるのはそう難しいことではありません。
LINEの最大のライバルとなりそうですね。
とは言っても、スマホにインストールするアプリは1つではないので、「LINE」「Skype」などとともに併用されるのではないでしょうか。
プライベートでは「LINE」、オフィシャルには「Skype」「Facebookメッセンジャー」となりそうな気がします。
さて、アップデートした「Facebookメッセンジャー」をみてみましょう。
ボイスメッセージの送信機能がついた「Facebookメッセンジャー」
「Facebookメッセンジャー」とは、Facebookのメッセージ機能を独立させた、インスタントメッセージを送信できるアプリ。
また、ボイスメッセージの送信機能とは、録音した音声をFacebookの友人宛に送信することができる機能です。すぐには電話に出られない人に声を届けることができ、使い方はいろいろありそうです。
早速使ってみましたが、「Facebookメッセンジャー」はステップが少なくていいですね。確認や送信ボタンを押すステップはなく、赤いボタンを押している間、録音され、離すと同時にボイスメッセージが相手に送信されるというとても簡単な仕様です。
ログインはFacebookのアドレスとパスワードでできます。
いろいろな人、会社の思惑が入り乱れて、2013年は、また一段と無料通話&チャットアプリの戦いが過熱しそう。
まぁ、ユーザーとしては競争しあって、どんどん便利になることは大歓迎です。
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