ドコモ解約時の注意点です。
2014年3月以前の契約者が、1回目の解除無料期間で解約する場合の注意点
ドコモは、25か月目が違約金を支払わなくて済む解約月です。
契約期間2年、月々サポートを受けられる期間2年。
これだけ見れば、24か月目まで月々サポートを受け、解約月になる、と思う人が多いと思います。
ところが2014年3月以前の契約者は、注意が必要です。
月々サポート金額が大きい人は要注意!24か月目は月々サポートが受けられない!
24か月目は月々サポートが受けられません。
そのため、24か月目は月々サポートの割引額が適用されない金額での請求になり、その分、高額になります。
月々サポートを利用して、格安維持費を実現していた方は、要注意です。
原因は、2年縛りとリンクしていないドコモの月々サポート
2014年4月には、改正されたのですが、それ以前の契約には、契約期間と月々サポートには「期間のズレ」がありました。
原因は、契約期間のカウント方法と、月々サポートのカウント方法が異なるためです。
ドコモの契約期間カウント方法
契約期間は2年間(24か月)で、解約月は25か月目。
1日に契約したのでなければ、1か月目と換算されるのは、翌月末。
5月に契約したのであれば、6月が1か月目で、2年後の5月が24か月目になり、解約月は6月になります。
月々サポート
★【~2014.3.31】 購入月を1か月目とし、最大24か月間割引
5月に契約したのであれば、5月が1か月目で、2年後の4月が24か月目
★【2014.4.1~】 購入日の翌月を1か月目とし、最大24か月間割引
5月に契約したのであれば、6月が1か月目で、2年後の5月が24か月目
月々サポートと契約期間の、1か月目のカウントがズレています。
つまり、2014年3月以前の契約者は契約23か月目に、24回目の月々サポートが適用され、24か月目は月々サポートが適用されないことになります。
なぜずれている?ドコモサポートの回答
なぜ、ずれているの?と問い合わせ窓口に問い合わせたら、
「契約期間と、月々サポートは別物です。解約のことまで考えて設定されていません」とのこと。
念の為、再度、メールで問い合わせしてみました。
「ずれ」に対しては、「別物」として回答するのが定型のようです。
2014年3月までは、パケットの日割り計算がなく、契約月は、パケット料金が1か月分徴収されました。
それに対応するために、月々サポートを契約月から反映されていたということでしょうか。
だったら、契約月は1か月目とカウントすべきでは?
という疑問がわいてきます。
ズレはユーザーにとって、何かメリットがあったのか確認するために
「契約期間と、月々サポートの期間のズレは、ユーザーにどんなメリットがあるの?」
と聞いてみました。
その回答がこちら。
全然、焦点の合わない回答をもらいました。
つまり、ユーザーにとって、メリットはなかったってことでしょうか?
もし、ユーザーにメリットがないのなら、契約時に、ズレがあるということを、きちんと説明しなければならなかったのでは?と思うのですが。
24か月目はパケット定額を解約、新契約をし、基本料金で1か月寝かせて、25か月目に解約すれば、月々サポート金額の高い人は、料金を抑えることができそうですが、そうすると、電話番号をそのまま引き継げる「MNP」が利用できません。
多くの人が、「聞いてないよぉ~!」と思いながら、支払うしかない。
これをドコモの罠だと思うのは、私だけでしょうか。
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