料金にカウントされない「カウントフリー」
「カウントフリー」とは、特定のサービスをデーター量にカウントしないというもの。
つまり、いくら使っても料金がupしない、料金にカウントされないということです。
もともとは、NTTコミュニケーションズの「OCNモバイルワン」のサービスのネーミングですが、あえて広義に使わせていただきます。
「カウントフリー」がお得になるポイント
格安スマホ、格安SIMに限らず、基本料金に限られたデーター通信量がついています。
1Gだったり、3Gだったり、7Gだったり。
契約したギガ数を超えると「低速」になってしまい、読み込みに恐ろしく時間がかかったりします。
これを解除するために、追加料金を支払ったことのある人もいるでしょう。
せっかく安く契約したのに、追加料金を支払っていては、元も子もないですね。
そこで、格安スマホ・SIMを選ぶとき、もうひとつポイントにしてほしいのが、この「カウントフリー」です。
「特定のサービスのデーター量を、カウントしない」
ということは、自分がよく使うサービスの「カウントフリー」を選べば、ひとつ小さなギガ数での契約も可能かもしれません。
つまり、ひとつ安い料金のプランでの契約できるかもしれません。
OCNモバイルワン
「カウントフリー」の本家本元の「OCNモバイルワン」では、IP電話サービスの「050プラス」や、画像などのデータをオンライン上に保存しておける「マイポケット」、モバONEアプリなど、「OCNモバイルワン」を提供する、NTTコミュニケーションズのアプリ、サービスが対象。
「OCN モバイル ONE」ユーザーは、申し込み不要で利用できます。
ジェイコムモバイル
ケーブルテレビ事業者のジェイコムの「ジェイコムモバイル」では、動画を通信から除外するサービス提供しています。
対象となるのは、ジェイコムが提供している「ジェイコムオンデマンド」のみ。ユーチューブなど、他社の動画は、通常通りデータ量にカウントされます。サービスを受けるには、「J:COM MOBILEスマホセット」および、J:COM TVへの加入が必要です。
動画は、容量オーバーを引き落とす原因になりがちなので、動画をよく見る人は、検討してみては。
J:COM MOBILE公式サイト
フリーテル
フリーテルは、3月から「メッセンジャーアプリ データ通信料0円サービス」を開始。LINEのテキストやスタンプだけでなく、メッセージ内でやり取りされる静止画も、消費通信量から除外されるサービスを行っています。
ただし、動画や音声通話は対象外。
また、フリーテルでは、LINEだけでなく、「ワッツアップ」や「ウィーチャット」も無料の対象です。
こちらもLINEと同様、通信量にカウントされないのは静止画までですが、海外のユーザーとの利用が多い人にとっては、嬉しいサービスです。
通話料0円、LINE通信料0円!格安スマホ「FREETEL」攻める料金プランとサービス
LINEモバイル
今夏から始まる月額500円のLINEモバイル。
LINEのメッセージは、すべて通信量から除外され、フリーテルとは異なり、動画やIP電話も除外対象に含まれる見込みのようです。
LINEをメインに利用しているユーザーは、月々の料金500円でOKなんてことも。
さらに、TwitterやFacebookを対象にしたプランや、定額で音楽が聴き放題になる「LINEミュージック」を含んだ料金プランも、準備しているということなので、詳細の発表が待たれます。
LINEが格安スマホ参入で「LINEモバイル」今夏スタート!LINEポイントも登場
格安スマホは値下げ合戦から、内容を充実させて差別化を図る第2フェーズに来ているようです。
自社コンテンツを持っている会社のサービスは、今後同様のカウントフリーへと移行していくかもしれませんね。
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