スマートフォンの買い替えを検討しているときに知っておいた方がいいことをまとめています。
2回目は
Androidのスマホを選ぶときの選び方
先日業販店の店先にはsonyの人気機種「Xperia」シリーズ「XperiaTM acro HD SO-03D」が一括0円で、NECの「MEDIAS X N-04E」が一括4,800円で並んでいました。
それを見た家族は「Xperia」に走ろうとしましたが、私は「MEDIAS X N-04E」にするように言いました。
それは、「XperiaTM acro HD SO-03D」がAndroid2.3で、「MEDIAS X N-04E」がAndroid4.1だからです。(SO-03Dは、4.0にバージョンアップ可能ですが、アップすると重たくなるという声もあります)
メーカーはわかりやすい比較対象になりますが、Androidのバージョンも比較の対象に加えた方がいいかもしれません。
Android2.3とAndroid4.1の違い
たとえば、WEBを見る時のブラウザ「chrome for Android」は、4.0以降のバージョンにしか対応していません。
ということは、Android2.3では使えません。
Android2.3はタブレット登場前のバージョンです。タブレットが登場したことで、仕様が大きく変化しました。
Chromeに限らず、今後アプリはこのような形のものが増えるかもしれません。
使いたいアプリが使えない、ということにもなりかねないので、私はメーカーよりもバージョンを優先させたというわけです。
Apple関係者も言及するAndroidの弱点
米Appleのマーケティング担当責任者フィル・シラー氏が、Androidの断片化――Androidの多数のカスタマイズ版が市場に出回っている状況――はユーザーに支障をきたす、と批判しています。
「Googleの調査によると、ここ1年の間にリリースされたバージョンを使っているAndroidユーザーは全体のわずか16%にすぎず、50%以上がいまだに2年以上前のバージョンを使っている。非常に大きな開きがある」
ITの世界はめまぐるしく進化していますが、Androidの世界も半年前のことがもうすでに古く、猛烈な勢いで進んでいます。
ということで、Androidのスマホを選ぶときには、Androidのバージョンも確認してみてください。
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