2月1日に、順天堂大学がリリースしたアプリをチェックしてみます。
順天堂大学がリリースした花粉症予防アプリ「アレルサーチ」とは
世界初の花粉症予防アプリケーション「アレルサーチ」は、花粉症の発症要因の解明と自己管理による予防を目的としています。
このアプリの特徴は
1、医学研究をサポートする目的で開発されたオープンソース・フレームワークを使っていること。つまり花粉症の発症要因の解明にデータを役立てるという側面があります。
2、なんといっても、「順天堂大学医学部眼科」というれっきとした医療機関がリリースしたアプリであること。
ユーザーにも役立つ内容で、しかも病気の解明の一助になるのなら、ぜひとも使ってみたいアプリですね。
「アレルサーチ」でできること
1、花粉症レベルチェック
「花粉症レベルチェック」機能とは、ユーザー自身の花粉症の自覚症状アンケートや目の赤みの画像診断から花粉症レベルを数値化して示してくれるもの。
2、みんなの花粉症マップ
「みんなの花粉症マップ」は、どの地域にどのくらいの花粉症レベルの人がいるかを確認できるもの。
3、花粉症に関する調査
また、花粉症によって影響を及ぼすとされる生活の質や労働生産性などを確認するための花粉症研究に向けたモニタリング機能も搭載しています。
「アレルサーチ」の始め方
研究にもデータを利用するため、同意したり、アンケートに答えたり、登録には15分ぐらいかかります。これもつらい花粉症改善のためだと思えば、仕方ないですね。
初回入力アンケート
初回のみ必要なアンケート。所要時間は約15分。この入力が完了するまではアプリの機能は使えません。
身長、体重、歩数、歩いた距離の読み込みアクセス権付与
2、兄弟の数と上から何番目か。
3、ペットを飼っているか
4、アトピー性皮膚炎の有無と、はじまった時期
5、高血圧かどうか
6、既往症
7、糖尿病かどうか
8、精神疾患かどうか
9、ドライアイの有無
10、目の症状に関する問診
ここ1週間での症状
・光をみるとまぶしいか・目がゴロゴロするか・目が痛い・かすんで見える・見えにくい・読書がしにくいか・夜間の運転がしにくいか・PCの操作がしにくいか・テレビをみにくいか・風が目に不快か・乾燥している場所で目に不快感を感じるか・エアコンが効いている場所で目に不快感を感じるか
11、居住地
GPSで住まい位置を取得してもいいか
生活習慣
12、喫煙
13、運動時間と頻度
14、コンタクトレンズの有無と種類
15、花粉症に関する点眼の有無
16、洗眼の有無
17、睡眠時間、1日に飲むコーヒーの杯数、ヨーグルトの摂取量、便の平均回数
花粉症
18、花粉症の有無
19、生活環境
20、花粉症に対する予防行動
あれ?カメラチェックができない!アプリの不具合あり
「撮影画像の目の赤みから花粉症由来の結膜炎の症状をチェック」というのができない不具合が。
アプリ側の設定にはなく、iPhone側の設定を見ると、そもそも、カメラの連携が要求されていない。
要求されていないので、許可もできないという、不具合。
アプリのレビューにも同様の不具合があったので、そのうち改善されるでしょうか。
いずれにせよ、きちんとした機関から出ている花粉症のアプリ。自分にも、未来の治療にも役立ち無料なので試してみてはいかがでしょうか。
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