物価高が続く昨今、入浴剤も高いですね。600mlボトルタイプが500〜600円台が当たり前になってきました。そんな中Amazonでみつけた、222円の入浴剤をご紹介します。
なぜ入浴剤の価格が上がっているの?
数年前は300円〜400円ぐらいで購入できた入浴剤。今では500円以上のものが並びます。
入浴剤は、なぜ価格が上がっているのでしょうか。
それは、2024年以降、原材料費と物流コストの高騰により、主要メーカーが次々と値上げを実施しているからです。
バスクリン:498円→598円(600ml)
ツムラのバスソルト:428円→528円(600ml)
温泡:498円→578円(500ml)
バスクリンの半額以下で楽しめるHERSバスラボの入浴剤
Amazonで222円という破格値の入浴剤を発見!メーカーは白元アースです。
入浴剤といえば、まず思い浮かべるのが「バスクリン」(600ml・税込498円)。それと比べると、HERSバスラボ ボトル(540g・税込222円)はなんと55%以上もお得。同じように約30回分使用できる大容量タイプなのに、価格差は歴然です。
バスクリンとHERSバスラボの具体的な比較
価格比較(1回あたり)
- バスクリン:約16.6円
- HERSバスラボ ボトル:約7.4円
- 差額:9.2円(約55%お得)
月間コスト比較(毎日使用の場合)
- バスクリン:約498円
- HERSバスラボ ボトル:約222円
- 月間節約額:約276円
年間コスト比較
- バスクリン:約5,976円
- HERSバスラボ ボトル:約2,664円
- 年間節約額:約3,312円
物価高の今、とっても助かる価格ですね。
HERSバスラボの入浴剤 222円はどう?使ってみた
実際に使ってみて、1回の使用量は約18mlが適量。540gボトルで約30回分なので、計算通り1回あたり7.4円でした。浴槽の大きさにもよりますが、一般的な浴槽なら問題なく香りと色を楽しめます。
レビューを見ると香りがきつすぎるというものもありましたが、個人的にはちょうどよい感じ。今までバスクリンを使用していたのですが、とくに見劣りを感じることもなく、バスタイムをくつろいで過ごせます。
この価格で、保湿効果や香りが良く、家族全員で楽しめる点が魅力的です。
白元アースってどんな会社?
白元アースは130年以上の歴史を持つ日本の老舗メーカーです。
1893年に「白元」として創業し、2015年にアース製薬と経営統合して現在の白元アースとなりました。年間売上高は約450億円(2024年度)を誇り、入浴剤市場でシェア約25%を占める業界大手です。
主力商品と技術力
「キレイ魅せバスタブレット」シリーズ
「HERSバスラボ」シリーズ
「ドルチェバスソルト」シリーズ
白元アースは、独自の香料技術と溶解技術を持ち、特に入浴剤の製品開発では数々の特許を取得。国内の自社工場での一貫生産により、品質管理も徹底しています。
入浴剤市場の現状(2024年度)
主要メーカーのシェアと最新の価格動向
バスクリン:シェア約35%(主力商品600ml、598円)
白元アース:シェア約25%(HERSバスラボ540g、222円)
ツムラライフサイエンス:シェア約15%(600ml、528円)
アース製薬:シェア約10%
その他:シェア約15%
なぜHERSバスラボは安価を維持できるのか?
白元アース×アース製薬の強み
グループ全体での大量仕入れによるコスト削減
自社工場での効率的な生産体制
両社の技術力を活かした製造プロセスの最適化
企業規模を活かしたコスト管理
アース製薬グループ全体売上:約2,000億円(2024年度)
白元アース売上高:約450億円(2024年度)
グループ共同での原料調達によるコストダウン
グループ企業のスケールメリットを活かした原料調達と、両社の技術力の相乗効果により実現した低価格です。
まとめ
物価高で入浴剤の価格が軒並み上昇する中、HERSバスラボ ボトルは222円という驚きの価格を実現。これは白元アースとアース製薬という業界大手2社の技術力と、スケールメリットがあってこそ。節約になる価格差は、家計の味方となっています。
しかも品質面では、130年以上の歴史を持つ老舗メーカーと、研究開発力に定評のあるアース製薬の技術を結集。信頼できるメーカーの高品質な入浴剤を、毎日気兼ねなく使える価格で提供している、まさに「コスパの王者」と言えるでしょうね。
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