12/3にドコモが発表した新プラン「ahamo(アハモ)」。
データ20GBと国内通話5分間無料がついて、2,980円という格安のプランを打ち出してきたことは、衝撃的でした。いろいろ動きが活発になってきているので、ここでいちどまとめておきます。
炎上したau
ドコモショックの余韻が残る直後に、タイミング悪くKDDIはauの新料金プラン「データMAX 5G with Amazonプライム」を発表。2Gバイト以上利用なら、月額3,760円から利用できるという、価格的にも内容的にも全くといっていいほど魅力ないプランに、袋叩き状態に。「さよならau」がTwitterでトレンド入りしてしまうほどでした。
すぐに追従したソフトバンク
一方、ソフトバンクは「100%子会社化および吸収合併に向けて検討を進める予定」状態であるLINEモバイルをMVNOからMNOに昇華させて、品質を担保した「ソフトバンク on LINE」を12/22に発表。「LINEがギガノーカウント」という付加価値をつけて、ドコモの2,980円に対抗するプランを打ち出してきました。
2,980円プランを先行していた楽天モバイル
2,980円プランを最初に打ち出してきたのは楽天モバイル。しかも1年間無料にして、ユーザー獲得、囲い込みをせっせと行い、2021年4月から有料化が始まる、といった矢先にドコモショック。
このままだと、価格的メリットは全くなく、いや楽天モバイルのメリット自体が消失してしまいそうです。
なんてったって、私も2020年4月から利用している楽天モバイル。
iPhoneでeSIMを副回線として使っています。
なんてったって、無料。そして使い放題。楽天LINKを使えば電話もタダ。使わない手はありません。
だけど、それはあくまでも「副回線」としての利用。
時々、スマホのキャッシュレス決済を利用しようとレジに並んでいると、つながらないことがあります。も~、ホント、コレ困る。
あわてて、主回線に戻します。
まるで無料のWIFIをつかっているかのよう。
電波が届くか、届かないかは行ってみないとわからないというリスキーな電波(笑)
一応、基地局設置が進んでいるという、東京在住なんですが、ね。
価格のみが大きなメリットだった楽天モバイル。電波の安定している他キャリアが同額だったら、選びません。
1年間、無料にして、せっせとユーザーを囲い込んだのに。
楽天モバイル、どーするんでしょうかね。
それは格安スマホの市場にも言えることで。
2021年は、一気に淘汰されるんでしょうか。
安くなるのはいいのですが、年明けのKDDIと楽天モバイルの動向には注目ですね。
ドコモ、ソフトバンク、楽天モバイル2,980円プラン比較
最後に現時点でわかっているプランを比較しておきます。
ドコモ | ソフトバンク | 楽天 | ||
料金 | 2,980円 | 2,980円 | 2,980円 | |
データ | 20GB | 20GB (LINEノーカウント) | 無制限 | |
低速時 | 1Mbps | 1Mbps | – | |
無料通話 | 5分間 | 5分間 | Link使用で無制限 | |
手続き | オンライン | オンライン | オンライン 店舗 | |
開始日 | 21年3月 | 21年3月 | 20年4月 | |
5G | 〇 | 〇 | 〇 | |
eSIM | 〇 | 〇 |
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