ワークマン「暑熱バンド」を使ってみた

アウトドア

ワークマンの腕に巻くだけで、熱中リスクを検知してくれるバンド「暑熱バンド」を使ってみました。

ワークマン「暑熱バンド」とは

「暑熱バンド」は暑熱リスクを事前に可視化できる「hamon band」をリリースしている「ミツフジ(株)」とワークマンの「快適ワーク研究所」がタッグを組んだ商品。暑熱環境下での運動中の心拍情報から深部体温上昇の変化を推定するミツフジ開発のアルゴリズムを応用しています。

リスク計測は、9分毎に4分間と、ミツフジで販売しているのもよりも計測回数を少なくするなどの工夫で価格をグッと下げたのだとか。ミツフジ側のこのバンドを広く知ってもらいたいという意向ともマッチしてリーズナブル価格が実現できたそうです。

リスク検知を行い、フラッシュライト(黄色で注意、赤で警告)と、バイブレーションで危険を知らせてくれます。

青色が何もない状態で、スイッチをONにすると点滅。早速測定してくれます。

  • 緑色がリスク低
  • 黄色が深部体温の上昇の変化がみられるという警告
  • 赤色が最大の熱中リスク発生警告

となっています。

室内ではNG?

まず屋内で着用していたのですが、時々アラートが赤くなり警告振動が発生します。しかし、電源をオフにして再度着用すると青色に。おかしいな?と思ってよくよく説明をみたら、

室内などの暑熱環境下以外でご使用された場合、製品の特性上、平常時でもアラートを検知してしまう場合がございます。

と。

この暑熱リストバンドは屋外などの暑熱環境下での作業、運動時に使用するものでした。

屋外で使用してみた

次にゴルフ場で使用。

赤色のランプは点滅してしまうと、その振動とライトの点滅を消すのは、電源をオフにするしか方法がありません。

そこで、電源ボタンを長押し。そして、もう一度電源ボタンを長押しで再びONにしてみるのですが、これがまたわかりにくい。

電源ボタンが押しにくく、ライトが炎天下の中では確認しにくい。

赤色に点滅すればわかるのですが、緑色や青色はライトがついているのかどうか日陰にいかないとわからない感じです。

なので、いま、この暑熱バンドが「ON」状態なのか「OFF」なのか「??????」となってしまったことが度々。赤色のランプが点灯したあとの確認が面倒でした。

そして、もう1つ。

めちゃくちゃ汗をかいていて、暑熱バンドを見たら、本体とバンドの間に湿気が入ってしまったようになっています。

こうなると、いくら電源ボタンを押しても無反応。生活防水仕様なので、汗のため動作不可になったとは言えないのですが、2度この状態になりました。1度目は間にあった水滴をふきとって、しばらく放置して乾燥させたら、復活したのですが、2度目はまったく動作しなくなってしまい‥。

個体差なのか、使用方法が悪かったのかわかりませんが、個人的にはちょっぴり?でした。

ただし、熱中症を経験したことのある方も一緒に使用していたのですが、熱中症対策としてアラートは機能していたし、効果があったとの感想。この暑熱バンドのライトが点滅してくれるおかげで、熱中症を回避でき、とても役立ったということでした。

何が悪かったのか、原因不明ですが、めちゃくちゃ役立つ人もいれば、役立たない人もいる、というのが今回使ってみた感想です。

この商品に期待して、10日ほど試していたのですが、残念ながら私にはうまく使いこなせませんでした。こんなレアなケースがあるのですが、役立ったという声が多くあるのも事実。1900円というリーズナブル価格なので、試してみる価値はありますね。

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