5/1からSIMロック解除の義務化が始まりました。
どこが変わったのか、見てみます。
SIMロック解除の義務化とは
「SIMロック」とは、スマホや 携帯電話が、契約した携帯電話会社以外では使えないよう設定する仕組みです。 この ロック(鍵)を解除することを、総務省が携帯電話会社に対し義務付けたものです。
これにより、有料だったSIMロック解除手数料が一部無料になり、WEBでの手続きができるようになります。
SIMロック解除をする前の注意点「auだけ異なる通信方式」
ドコモ、ソフトバンク(含むY!mobile)の通信方式は「LTE,W-CDMA」。
一方、auは「LTE,CDMA2000」です。
通信方式が異なりますので、乗り換え先の会社の通信方式と、自分の機種が一致しているかどうかの確認が必要です。
事業者名 | 通信方式 |
---|---|
NTTドコモ | LTE、W-CDMA |
KDDI(au) | LTE、CDMA2000 |
ソフトバンクモバイル(含Y!mobile) | LTE、W-CDM |
SIMロック解除は2015年5月以降発売の機種と、以前の機種とでは、手続き方法が異なる
今回の対象になるのが、2015年5月以降に発売の新機種のみ。
すでに発売されている機種を、2015年5月以降に購入しても、従来方式での手続きとなります。
2015年4月までの機種
2015年4月までの機種については、窓口に行って3,000円(税別)の解除手数料を払い、SIMロック解除を依頼します。
ただし、機種によって、SIMロック解除できるものと、できないものがあります。またauではSIMロック解除を行っていませんでした。
2015年5月以降の機種
ドコモ
2015年5月以降に登場した新機種で、6か月以上の利用期間を経過後、WEB(一部機種は店頭)での手続きは無料です。
ドコモSIMロック解除受付条件
1、2015年5月以降に新たに発売されたSIMロック解除機能搭載の携帯電話機であること
2、対象機種の購入日から6か月以上経過していること
3、ネットワーク利用制限、おまかせロック等の各種ロックがかかっていないこと
4、利用料金の支払実績が確認できること
5、契約者本人の購入履歴がある機種であること
WEB(My docomo)での手続きは、無料。
ドコモケータイ・ドコモらくらくホン・ドコモ キッズ・ジュニア、データ通信製品(データカード・USBモデム)については、ドコモショップで、無料。
いずれも、ドコモ解約後の手続きは有料。
KDDI(au)
SIMロック解除を受け付けるのは2015年5月以降の機種のみ。
ただし、2015年4月23日発売開始の「Galaxy S6 edge SCV31 」は対象に含まれます。
au SIMロック解除受付条件
1、2015年5月以降に新たにauで発売されたSIMロック解除機能対応のスマートフォン/タブレット/Wi-Fiルーターなどであること
2、機種購入日から180日以上経過している機種であること
WEB(auお客さまサポート)での手続きは、無料。
※手続きページは2015年8月以降の公開予定
ソフトバンク
5/1以降の対応については、未発表。
現在は店頭で、手数料3000円での解除方法のみ記載。
SIMロック解除機能を搭載した機種は以下のとおり。
BLADE Q+、301F、201HW、009Z、008Z
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