Metamaskは、仮想通貨やNFTなどを保管、管理できるソフトウェアウォレット。仮想通貨やNFTを売買をする投資家には人気の高いウォレットです。そこでMetamaskウォレットについて、その特徴とウォレットの作り方、始め方、使い方をご紹介します。
Metamask（メタマスク）ウォレットの特徴
Metamask（メタマスク）は、暗号資産やNFTをインターネットがつながった状態で保管する「ホットウォレット」と呼ばれる電子財布の1つ。Web3.0および分散型アプリケーション（DApps）の開発と使用を簡単にするために設計されたブラウザ拡張機能で、主な特徴は下記の6つです。
- イーサリアム系ウォレット：Metamask（メタマスク）は、イーサリアム系のブロックチェーン上で発行されている通貨やNFTを保管、送信、受信することができます。
- DAppsへのアクセス：Metamask（メタマスク）をインストールすると、Web3.0対応のブラウザでDAppsに直接アクセスできます。
- スワップ機能：Metamask（メタマスク）には、通貨を両替できるスワップ機能が搭載されています。暗号資産を取引所を利用しなくても他の通貨に換金することが可能です。
- セキュリティ：Metamask（メタマスク）は、セキュリティに重点を置いて設計されています。MetaMaskは、プライベートキーを安全に保管し、ユーザーのアカウントを保護するための強力な暗号化技術を使用しています。
- クロスプラットフォーム：Metamask（メタマスク）は、Chrome、Firefox、Braveなどの主要なWeb3.0対応ブラウザで利用できます。また、モバイルアプリも利用可能です。
- カスタマイズ可能：Metamask（メタマスク）は、カスタマイズ可能なオプションを提供しています。ユーザーは、自分の好みに合わせてガス代などの設定を変更することができます。
Metamask（メタマスク）ウォレットでできること
Metamask（メタマスク）ウォレットでは、以下のようなことができます。
- イーサリアムのウォレット機能：MetaMaskを使用して、イーサリアムを保管し、送信、受信することができます。
- DAppsにアクセスする：MetaMaskをインストールすると、Web3.0対応のブラウザでDAppsに直接アクセスできます。これにより、分散型アプリケーションを簡単に使用できます。
- トランザクションの送信：MetaMaskを使用して、イーサリアムやERC-20トークンなどのトランザクションを簡単に送信できます。手数料も自動的に設定されます。
- セキュリティ：MetaMaskは、セキュリティに重点を置いて設計されています。MetaMaskは、プライベートキーを安全に保管し、ユーザーのアカウントを保護するための強力な暗号化技術を使用しています。
- カスタマイズ可能な設定：MetaMaskは、カスタマイズ可能なオプションを提供しています。ユーザーは、自分の好みに合わせて設定を変更することができます。
- クロスプラットフォーム対応：MetaMaskは、Chrome、Firefox、Braveなどの主要なWeb3.0対応ブラウザで利用できます。また、モバイルアプリも利用可能です。
- イーサリアムのスマートコントラクトの実行：MetaMaskを使用して、イーサリアムのスマートコントラクトを実行できます。これにより、分散型アプリケーションを構築できます。
- NFTの取引：MetaMaskを使用して、NFT（非代替可能トークン）を取引できます。これにより、デジタルアセットの所有権を簡単に管理できます。
Metamask（メタマスク）ウォレットの始め方・登録方法
メタマスクにはブラウザの拡張機能を利用してインストールする方法と、モバイルアプリをインストールする方法があります。
Metamask（メタマスク）をブラウザの拡張機能として始める方法
まずはPCなどでも使用できるようブラウザの拡張機能としてメタマスクを登録する方法をご紹介します。
１、ブラウザにMetamaskを追加できる、Google Chrome、Firefox、Brave、Operaそれぞれのブラウザを開いてメタマスクの拡張機能を追加します。
Google Chrome: Google Chromeウェブストアから「Metamask」を検索し、拡張機能を追加。
Firefox: Firefoxのアドオンストアから「Metamask」を検索し、拡張機能を追加。
Opera: Operaアドオンストアから「Metamask」を検索し、拡張機能を追加。
Brave: Braveブラウザには、デフォルトでMetamaskが組み込まれています。
ここでは、Google Chromeに追加していきます。
２、Metamaskの拡張機能に追加するかどうかの確認ポップアップが表示されるので「拡張機能を追加」をクリック。
３、新規で作成するので「始めましょう」の「新規ウォレットの作成」をクリック。
４、メタマスクの改善協力の画面が表示されるので、任意のボタンをクリック。
５、ウォレットのパスワードを作成します。パスワードは、8文字以上で作成。ウォレットにアクセスする際に必要になります。
パスワードを2度入力したら、チェックを入れ「新規ウォレットを作成」ボタンをクリック。
６、12語のシードフレーズが表示されます。これは、ウォレットのバックアップに使用されます。シードフレーズを紙などに書き留めて安全な場所に保管してください。
７、ウォレットの保護ビデオが表示されます。確認したら「ウォレットの安全を確保」をクリック。
８、シークレットリカバリーフレーズとなる12個の英単語が隠れた状態の画面が表示されます。大切なワードになるので、盗み見る人がまわりにいないことを確認したら「シークレットリカバリーフレーズを公開」をクリック。（公開となっていますが、表示されるだけです）
９、表示された12個の英単語を書き留めます。メモ帳などにコピペしてパソコン内に保存しておくと、ハッキングされる危険があるので、ノートなどに手書きで書き留めておくのがベストです。書き留めたら「次へ」をクリック。
10、次の画面では、先ほどの12個の単語の一部が空欄になったものが表示されます。メモを見ながら空欄を埋めて「確認」をクリック。
11、これでウォレットの作成は完了です。「了解！」ボタンをクリック。
以上がMetamaskウォレットの作成手順です。Metamaskは、使いやすくセキュリティも高いため、初心者にもおすすめのウォレットです。
イーサリアム仮想通貨の買い方、メタマスクへの送り方
１、イーサリアムをはじめ、仮想通貨は取引所で購入します。
取引所はいくつかありますが、ガス代と呼ばれる送金手数料が無料のところがおすすめです。
さらには、取引所大手のFTXトレーディングが経営破綻に陥り、預け入れた資金が引き出せずに大混乱を引き起こした事件などもあったため、ある程度しっかりした組織が運営しているところがいいと思います。
おすすめはビットポイント。SBIホールディングスの100％子会社なので、安心感があります。
２、仮想通貨取引所でイーサリアムなど仮想通貨を購入したあと、仮想通貨をメタマスクに送金します。
ビットポイントの取引画面を例にすると下記のような画面が表示されます。そして送金先となる自分のメタマスクのアドレスを入力して送金します。
自分のメタマスクのアドレスの確認方法
１、グーグルChromeの上部のバー右端にあるマークをクリックするとメタマスクが表示されるので、クリック
２、開いたメタマスクのAccount名の下にある数字がアドレスになります。その数字の右端にあるマークを押すとアドレスがコピーできるので、それを仮想通貨取引所の出金先アドレスに貼り付ければOKです。
７、Metamaskウォレットの使用：Metamaskウォレットが作成されたら、イーサリアムを購入してウォレットに保管することができます。また、Metamaskを使用してNFTを購入することもできます。Metamaskの使用方法は、ウォレット内の機能を使用することで行えます。
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