LINEをはじめ、日本発のチャットアプリは危険回避のための、リアルの知人、友人とのみつながれるような安全策がとられています。
それは、安心して利用するためには、必要な対策です。
しかし、その規制があると、広く浅く仲間がほしいときには使えません。
「勉強を始めたから、仲間で励ましあいたい」
「同じ職種で働く人と、話してみたい」
そんな希望を叶えるためには、FacebookやTwitterという方法もあるのですが、もっと手軽に始められ、文字数制限のない、チャットアプリを探したところ、ありました。
電話番号も アドレス帳も 登録不要の チャットアプリ 「Kik」
アカウント登録に電話番号の入力が不要。もちろん電話番号認証もありません。
ユーザー名、メールアドレス、パスワード、誕生日を入力すればOK!すぐに使えるようになるシンプルなメッセーアプリです。
「Kik」は、6年前の2009年にカナダで誕生したアプリ。現在の登録ユーザーは2億4000万人。
今年8月には中国のIT企業大手、テンセント社との提携を発表し、5000万ドル(約60億円)の出資も受けています。
「KikのID教えて」
それだけで繋がれる手軽さ。
「Kik」は、世界で拡大を見せているチャットアプリのひとつと言って、間違いないようです。
kikにあって、LINEにない機能 「トークルームから直接ネット検索ができる」
Kikには、手軽さだけではなく、「LINE」にない、特徴的な機能があります。
それは、Kikのキャッチコピーにもある「ブラウズ」
これが、めちゃくちゃ便利です。
これは、トークルームから直接ネット検索ができ、その結果を、即、トークルームで共有できるという機能。
LINEをはじめ、多くのチャットアプリでは、すぐに共有できるのは連携しているアプリに限定している、もしくはひと手間かかるのに対して、この「Kik」のブラウズ機能は、限定されることなく、検索できれば、すぐになんでもすぐに共有できちゃう んですね。
音楽だったり、時刻表だったり、WEBサイトだったり。
サクッと検索して、すぐに共有!これは便利です
画像に好きな文字を入れて送れる「memes」
LINEスタンプは手軽さがいいのですが、時々、スタンプの文字、ちょっと違うなぁ~と思ったことはありませんか?
画像を選んで、自由に文字を入れる ⇒ そのままトークルームに送れる「memes」という機能がなかなか面白いです。
下記の画像では、赤枠の中の文字を入れています。
「Kik」の使い方、設定方法
では、「Kik」の、設定方法を見てみます。
1、アプリをダウンロードすると登録画面へのボタンが表示されるので「登録」をタップ。
2、名前とユーザー名、メールアドレス、パスワード、誕生日を入力し、「登録」ボタンをタップ。
3、「私はロボットではありません」の左側にチェックを入れ、記載されている内容と合致する画像をタップして選択します。
4、アドレス帳をアップするか聞いてくるので「アップロードしない」をタップ。
個人情報をアップするのは安全性が確認できてからにしたいですね。
また、登録後でもアドレス帳との同期はできるので、パス。
5、再度アドレス帳のアップロードを促してきますが、「アップロードしない」をタップ。
ここまでで、登録作業は終了です。
電話番号の認証やパスワードの設定など、まったく必要ありませんでしたね。
「Kik」友達の検索方法
1、ユーザー名で検索
相手のユーザー名がわかっていれば、検索してチャットができます。
左下の検索マークをタップして「人を検索」>「ユーザー名で検索」をタップ。
そこにKikユーザー名を入れて、検索。
相手が表示されますので、間違いなければ、「チャット開始」をタップするとチャット画面が開きます。
2、Kikコードで登録
「人を検索」>「Scan a Kik Code」をタップすると、自分のKikコードが表示されるか、Kikコードをスキャンする画面になります。
下部にある丸を右へスライドさせると自分のコードが表示され、左側へスライドさせるとスキャン画面です。
「mmroid」と入力するか、上記のコードをスキャンすると、私のアカウントが検索でき、上記の画面になりますので、試してみたい方はどうぞ。
「Kik」には危うさも!注意点
相手のアイコンをタップしても、表示されるのは写真とKikユーザー名だけなので、本名を登録したりしなければ、個人情報が表示されることはなさそうです。
ただし、Kikコードは誰でも検索できてしまいますので、危険な相手とつながってしまう危うさもあります。
また、誰にでもチャットが送れるので、相手をきちんと確認しないと、見知らぬ人に送ってしまうということも、ありえます。
Kikのチャットで設定できること
できるのは「相手をブロックすること」のみと言っていいかもしれません。
LINEのように、検索されないようにする設定はありません。
サクッと全体を見てみましたが、年々規制が厳しくなっている「LINE」と比べると、規制がないに等しいアプリです。
手軽で便利な反面、「自己責任」にすべてかかっているので、個人情報を絶対に載せない、教えない、怪しいと思ったらブロックすることは最低限必要です。
まだ、使い始めたばかりなので、しばらく使ってみます。
具体的に危険がことがあれば、また後日追記したいと思います。
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