時事通信によると、文部科学省は2日、スマートフォンが子どもの間で急速に普及している状況を受け、個人情報の扱いなどに注意を呼び掛けるリーフレットを全国の小中学校に配布する方針を決めたそうです。
アプリを利用する際の留意点などを盛り込み、5月中にも各地の教育委員会を通じて計7万部を配るとのこと。
内容は
1、料金について
無料をうたいながら利用範囲が分かりにくく、思いがけず高額な料金を請求されるケースがあると紹介。不当な支払い請求は無視し、「払わなくても大丈夫」と説明。
2、位置情報について
全地球測位システム(GPS)機能を有効にしたまま写真を撮って公開すると、撮影場所から自宅などが割り出される恐れがあると指摘。安易に他人とメールで写真交換しないよう注意喚起。
3、書き込みについて
不用意な書き込みが犯罪につながるケースなどを漫画を使って説明。
コンプリートガチャのような料金に関する問題も心配ですが、私が最も危惧しているのは、いじめ問題です。
一昔前、掲示板やブログなど学校裏サイトと呼ばれるものがあり、問題になりました。
LINEなど閉鎖的な外からは見ることのできない空間トークルームでは、なにがやり取りされているか、わかりません。
またグループトークに入れてもらえないという仲間はずれも起こる危険があります。
いじめが大人の目の届かないところで行われるのではないか、という不安。
まさか、運営会社がトークの内容を監視するわけにはいかないので、
この問題は、利用者の教育、ネチケットの知識が不可欠だと思います。
リーフレットは、同省のホームページで閲覧やダウンロードできるようにするとありますが、本日現在まだのようなので、詳細がわかり次第、チェックしてみたいと思っています。
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