ダイソーのエアコン室外機日よけカバーで電気代を削減してみる

ダイソーのエアコン室外機日よけカバーで電気代を削減してみる リビング・寝室・ワーキングスペース
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もはや酷暑の毎日。今年もエアコンのフル稼働になりそう。そこで「エアコン室外機日よけカバー」を購入しました。

なぜ室外機に日よけが必要なのか

エアコンの仕組みを考えてみると、室外機は部屋の熱を外に排出する重要な役割を担っています。直射日光が室外機に当たると、機器の温度が上昇し、熱交換効率が低下します。これにより、エアコンが設定温度に達するまで時間がかかり、結果としてエネルギー消費が増大してしまいます。つまり、室外機に日かげをつくってあげると、より少ない電気でお部屋を冷やすことができます。

実際にどの程度の効果があるのでしょうか。一般社団法人 省エネ推進協議会の発表によると、遮光ネット(遮光率85%)で室外機を囲み遮光したことで、約10%の省エネ効果があったとのことです。これは決して無視できない数値です。

さらに別の事例では、ビルの屋上なので直射日光がよくあたり、アスファルトの照り返しも激しい場所での検証もあり、日除けをつけると省エネ効果があることが実証されています。

特に我が家の室外機は南側のベランダに設置されており、夏場は容赦なく直射日光が当たり続けます。触ってみると火傷しそうなほどの熱さで、これでは効率が悪いのも当然でした。

ダイソーの室外機日よけシート

購入したのは220円の商品。ダイソーにはこのほか、100円、300円の商品がありました。

110円の商品には紐やゴムがついていなかったので、こちらを購入。材質:本体:アルミ蒸着フィルム、発泡ポリエチレン、ポリエステル、ベルト:ポリエステル、バックル:ポリアセタールという構成のカバーです。サイズは本体:80cm×40cm×0.5cmで、一般的な室外機にジャストフィットします。

取り付けは簡単。アルミ面を上にし、ベルト穴から端までの距離の長い方が前面になるようにエアコン室外機の上に本品を置いて、ベルトを室外機本体に巻き、ベルトをバックルで留めるだけ。工具も必要なく、女性一人でも5分程度で取り付けできました。

ただし、ベルトの長さには注意が必要です。伸縮性のない紐の長さ(最長)約160cmなのですが、我が家の室外機にはギリギリの長さでした。室外機のサイズが大きめの場合は、事前に測っておくことをおすすめします。

220円でできる節約対策として

紐はゴムだと思って購入したのですが、伸縮性のないベルトタイプ。こちらのほうがしっかりと設置できるのでよかったです。

完璧ではありませんが、220円という価格を考えれば十分に価値のある商品だと思います。とりあえず手軽に試してみたい方には最適です。

節電を意識するならば、ダイソーの「エアコン室外機日よけカバー(厚手タイプ・330円)」も検討しするといいかも。我が家では通常タイプを使用していますが、より効果を求める方は厚手タイプを選ぶのも良いでしょう。

この夏、エアコンの電気代に頭を悩ませてしまいそうな方は、一度ダイソーに足を運んでみることをおすすめします。たった220円の投資で、思わぬ節約効果を実感できるかもしれません。

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