ガスト「至福のフレンチコース」を実食!その味と満足度を勝手に評価

食べ物

さまざまなメディアで取り上げられ、話題となっている、ガストの「至福のフレンチコース」を実食してきました。

ガストの「至福のフレンチコース」とは

画像に alt 属性が指定されていません。ファイル名: gusto_Blissful-French_1.jpg
画像引用元:すかいらーくプレスリリース

このコースは、白金台のフレンチレストラン「L’allium(ラリューム)」の進藤佳明シェフが監修した本格的なフレンチを、税込1,990円というリーズナブルな価格で楽しめる内容となっています。

コース概要

提供期間:2024年11月21日(木)~2025年1月22日(水)
価格:1,990円(税込)
内容:前菜、スープ、メインディッシュ、デザートの全4品


「至福のフレンチコース」は、以下の4品で構成されています。

  • 前菜:3種の盛り合わせ(サーモンマリネのグジェール、アンディーブの柚子ビネグレット和え、帆立のバターソテー)
  • スープ:カリフラワースープ(カリカリパンチェッタとクルトン添え)
  • メインディッシュ:ビーフ100%ハンバーグ ペリグーソース(ライスまたはパン付き)
  • デザート:ブランマンジェプラリネ

最初に運ばれてきたのは、3種の前菜の盛り合わせ。サーモンマリネをふんわりと包み込んだグジェールは、見た目の華やかさこそあるものの、期待したような食感の妙は今ひとつ。アンディーブの柚子ビネグレット和えは和のテイストを取り入れた意欲的な一品ですが、独創性を感じる以上の印象は残りませんでした。「あれっ?」と、期待値とのズレを感じてしまいました。ノーマルなホタテのバターソテーが一番美味しいかも、と思ってしまう前菜でした。

続くカリフラワースープは、カリカリに焼き上げたパンチェッタとクルトンが添えられています。スープ自体は王道的な味わい。口当たりも喉越しもよく、美味しくいただきました。

メインディッシュのビーフハンバーグは、高級感を演出するペリグーソースで仕上げられています。ごぼうチップの香ばしさがアクセントになっていて、この組み合わせはGOOD!クリーミーマッシュポテトもなめらかで良かったです。

しかし、赤ワインマリネ卵が???。最後にこの卵を食べてしまい、自分の中でのメインディッシュの評価が下がってしまいました。


最後に提供されたデザートは、プルンとした食感のブランマンジェにヘーゼルナッツとチョコプレートが添えられた一品。優しい甘さと香ばしさが口いっぱいに広がりました。


総評として、1,990円という価格帯を考慮すれば、十分に健闘している内容だと言えます。しかし、本格フレンチを期待して訪れる方にとっては、少々物足りなさを感じるかもしれません。

単純に「あぁ、美味しかった〜!もう一度食べてみたい」と思えなかったところが残念でした。

とはいえ、話題性は十分。コストパフォーマンスを重視する方や、気軽にフレンチコースを試してみたい方には、おすすめできる一品です。

ファミレスの新たな可能性に挑戦する意欲は評価できますが、「至福」と銘打つからには、もう一段の工夫が欲しいところ。世間での前評判が良すぎるのも、残念な印象に拍車をかけてしまったのかもしれません。

予約はできず、1日の提供量を消化すると、注文できないので、少し早めに行った方がいいかも。気になる方はぜひ自分の舌で試してみてください。


※便利グッズ、新商品情報を継続的に発信しているのでTwitterをフォローして頂けると嬉しいです! @dekoppon
※ライターとして執筆担当したサイトと同じ画像を使用していることがあります。許可済
食べ物

コメント