NTTドコモは、980円/月の新しい料金プランを5月24日から受付スタートします。
980円/月のドコモ「シンプルプラン」とは
ドコモの「シンプルプラン」は、LINEなどの無料通話アプリなどで回線を使った通話をあまりしない人向けのプランです。
ドコモの「シンプルプラン」は無料通話はついていませんが、家族間の通話は無料です。それ以外の通話は30秒20円。
ドコモの従来のプランといえば、何分でもかけ放題の「カケホーダイプラン」もしくは、1回5分までの通話が無料となる「カケホーダイライトプラン」。
これだと、LINEなどのアプリを使って、通話料金を節約したい人には、無用に高い料金設定となっていましたが、この「シンプルプラン」だと、そういった人にも受け入れやすい料金設定となっています。
ドコモ「シンプルプラン」はシェアパック専用プラン
とてもリーズナブルなプランになっていますが、これはだれでも契約できるわけではありません。
前提として「シェアパック」の契約が必要となっているシェアパック専用プランです。
また、LINEなどを利用するには、インターネットを利用するための、spモード(300円/月)の契約が必要となります。
またシェアオプションを利用するためには500円必要で、月々の支払額は1,780円となります。
ドコモ家族向けのパケットパック(シェアパック)の料金
上記の支払額はシェアパックの「子契約」(データーを分けてもらう人)の料金です。
別途「主契約」でパケットパックの契約が必要となります。
主契約の料金は下記の通り。
上記は「シェアパック5」で5GBを家族でシェアするときの料金。
データー量が増えれば、金額が高くなります。下記表が一覧となります。
パケットパック名称 (利用可能データ量) |
月額定額料 | 利用可能 データ量 シェア可否 |
パケット くりこし 可否 |
ずっとドコモ割 (15年以上の場合) |
---|---|---|---|---|
ウルトラシェアパック100(100GB) | 25,000円 | 〇 | 〇 | -2,500円 |
ウルトラシェアパック50(50GB) | 16,000円 | -1,800円 | ||
ウルトラシェアパック30(30GB) | 13,500円 | -1,200円 | ||
シェアパック15(標準)(15GB) | 12,500円 | -1,200円 | ||
シェアパック10(小容量)(10GB) | 9,500円 | -1,000円 | ||
シェアパック5(小容量)(5GB) | 6,500円 | -800円 |
ドコモ「シンプルプラン」(スマホ)の基本使用料
「シンプルプラン」の料金設定は下記のとおりです。
月額基本使用料 | 定期契約あり | 980円 |
---|---|---|
定期契約なし | 2,480円 | |
国内通話料 | ドコモ携帯電話宛 | 国内通話20円/30秒 |
他社携帯電話 固定電話宛など |
||
データ通信料 | パケットパック加入 | パケットパック(シェアパック)からお選びください |
パケットパック未加入 | Xi 0.6円/KB | |
SMS送信料 | SMS(国内) | 3円(3.24円)/回~ |
国際SMS | 50円/回~ |
これまでのドコモ最安プランは「月1,700円で5分以内の通話と家族通話が無料」でしたので、リーズナブルなプランが登場することとなります。
このプランで、一番最低の5GBで契約すると
家族3人で
9,500円+1,780円+1,780円=13,060円
1人あたり4,353円となるので、ドコモの高いというイメージはわずかながら払拭できるかも。
シンプルプランは2017年5月24日受付開始予定。カケホーダイプランやカケホーダイライトプランからの変更の場合は、2017年6月1日適用開始となります。
今回の新プランは、格安スマホの「安さ」には、まだまだ届きませんが、手厚いサービスが提供されているので、スマホ不慣れな層には、ドコモも継続検討材料ができたと言えるかもしれません。
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