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楽天モバイルのシェア1.5%、MVNOのシェアトップがIIJと判明。2020年3月末

携帯キャリア・格安スマホ

総務省は6/18に「電気通信サービスの契約数及びシェアに関する四半期データ」を公開しました。

2020年度第4四半期(3月末)の電気通信サービスの契約数及びシェアデータ

これは、電気通信事業者からの報告等に基づき、令和2年(2020年)度第4四半期(3月末)の電気通信サービスの契約数及びシェアについてのデータです。

携帯電話の契約数は1 億 9,433万

引用元:総務省報道資料

携帯電話、PHS、BWAを含めた移動系通信の契約数は1億9512万契約。前期比で1.4ポイント増。前年同期比では4.6%増。

そのうち携帯電話の契約数は 1 億 9,433万(前期比+1.7%、前年同期比+5.2%)。

LTEの契約数は1億 5,437 万(前期比▲2.3%、前年同期比+1.1%、携帯電話の契約数に占める割合は 79.4%)、5世代携帯電話の契約数は 1,419 万(前期比+874 万)となっています。

NTT、KDDI、ソフトバンク、楽天のシェア

次に気になるシェア。

携帯電話事業者別のシェアは、NTTドコモが36.9%、次いでKDDIが27.1%、ソフトバンクが21.1%、楽天モバイルは1.5%です。

無料という究極のプランを打ち出している楽天ですが、既存の携帯電話事業者の壁は高いですね。

しかし、契約数の前年同期比で見ると、ドコモが▲0.4、KDDIが▲0.5、ソフトバンクが▲0.7ポイントの減少となっていますが、楽天モバイルは+1.4ポイントとなっています。

MVNOのシェア

MVNOの契約数は、2612万契約。前期比+1.0%、前年同期比+5.6%。

MVNOとは、「Mobile Virtual Network Operator」の略称。NTTドコモなどの携帯電話会社から通信回線を借り受け、通信サービス料金の安い「格安SIM」を提供している事業者のこと。

MNOとは、「Mobile Network Operator」の略で、自社でモバイル用の回線網を有し、通信サービスを提供している会社。docomo、au、SoftBank、楽天の4社が該当

MVNOのシェアトップはIIJ

SIMカード型の契約数における事業者別シェアは、IIJが 15.2%(前期比+0.7 ポイント)、NTTコミュニケーションズが 11.5%(前期比+0.2ポイント)、楽天モバイル(MVNOとしてのシェア)が 11.4%(前期比▲2.3 ポイント)、オプテージが 8.9%(前期比+0.2 ポイント)、LINEモバイルが 6.7%(前期比±0 ポイント)となっています。

一次MVNO事業者数は653

MNOから直接回線の提供を受ける一次MVNOサービスの事業者数は653(前期比+12、前年同期比+44)。また、MVNOから回線提供を受ける二次以降のMVNOサービス事業者数は863(前期比+28、前年同期比+70)。

こんなにも事業者数があったんですね。スマホに関する興味深いデータでした。

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