便利すぎる!家に居ながら買い物ができるネットスーパー比較

スマートキッチンがオープン

 

Yahoo! JAPANとローソンの合弁会社が運営する定期宅配サービス「スマートキッチン」が、2013年3月に商品数を宅配業界で日本最大級となる23,000品目に拡充して、グランドオープンする。サービス自体は1月17日から開始されており、今回は3段階に分けてのサービス開始の最終ステップとなる。

 

「スマートキッチン」は、パソコンやスマホで注文すると、週1回、利用者の指定する曜日&時間帯に自宅まで商品を届けてくれる定期宅配がメインのサービス。離島や冷蔵・冷凍宅配の行えない地域を除く全国(首都圏外は冷凍送料・地域別送料が必要)を対象地域としている。入会金・月会費は無料で、首都圏は配送料も無料で届けてくれる。

 

早速試してみた。

 

 3月11日までおためしキャンペーンを実施中。期間中は通常価格の半額以下

まずは会員登録。登録は「ローソンWEB会員ユーザーID」または「Yahoo! JAPAN ID」で登録できる。商品価格200円(税抜)につき1ポイントのPontaポイントがたまるので「ローソンWEB会員ユーザーID」で登録し、注文。

注文したのは「おためし夕食ハンバーグ9個セット」。メインの定期宅配サービスではないが1回限りの配送なので、試すにはちょうどいい。ネットで注文すると翌々日以降の配達日時を指定できる。Pontaポイントが4ポイント加算され、一般の宅急便と同様のスタイルで届いた。

 

「おためし夕食ハンバーグ9個セット」はオリジナル商品で、著名な料理研究家が推薦している。本当にオススメ商品なのか?冷凍保存商品なので、冷凍食品味の素「洋食亭のハンバーグ」と比べながらその中身を見てみる。

「夕食ハンバーグ9個セット」ハンバーグ1個199円という価格設定。お試し期間のみ、デミグラスソース、和風オニオンソース、キーマカレーソース、ポルチーニとエリンギのクリームスープがついて通常2,292円相当の商品が980円で購入できる。

 

 スマートキッチンオリジナル商品の実力は?

スマートキッチンのハンバーグは冷凍食品のものよりも柔らかめ。冷凍食品は弁当に入れることも考慮され、形が崩れないようしっかりとした作りになっているが、スマートキッチンのものは「夕食ハンバーグ」とネーミングされているとおり、食卓に並べることを想定して作られているようだ。欲を言えば平らな形だと、出来合いのものを利用していることがバレバレで、そこがちょっと残念。もうすこしふっくらとさせた形のほうが、より手作りのものに近く、見た目にも満足できると思う。

左)味の素「洋食亭のハンバーグ」右)スマートキッチン「おためし夕食ハンバーグ」

 

味はデミグラスソースだけではなく、和風オニオンソース、キーマカレーソースと3種類が楽しめ、どれもおいしい。とくに子どもにはキーマカレーソースが好評だった。

1個199円という価格は、4人家族で800円弱となり、リーズナブルとは言えないかもしれないが、弁当を購入するよりは価格を抑えられる。ストックしておくと便利に使えそうだ。

 

今回は日持ちする冷凍保存のものを試してみたが、お試しセットにはカットされた材料と調味料を合わせるだけで本格的な料理ができるというものもある。3月11日までおためしキャンペーンを実施していて、期間中は通常価格の半額以下で提供されているので、試してみるにはいい機会だ。定期宅配サービスは生協の宅配サービスをイメージするとわかりやすい。毎週必ず購入するものがある人や、毎回注文するのが面倒な人には便利なサービスだと思う。

 

 

ネットスーパーの魅力

ネットスーパー宅配サービスは、店舗に足を運ばなくてもディリーな買い物ができることから、高齢者や子育てで外出がままならない主婦、共働き家庭には便利なサービスだ。たとえば会社の昼休みにパソコンやスマホから注文すれば、夕方家に商品が宅配されるものもある。買い物の時間が省け、時間を有効に使える。さらには計画的な買い物ができ、米やペットボトルなど重たいものや、トイレットペーパー、ディッシュボックスのようにかさばるものを持ち運ばなくてもいいところも魅力的だ。

 

では、現在どんなサービスがあるのか、主なネットスーパーをみてみよう。

 

 

セブンネット

まずはセブンイレブン、イトーヨーカドー、そごう・西武を有するセブン&アイHLDGSのショッピングサイト「セブンネット」。書籍、ゲームなどからチケット、トラベルなども扱うネット通販サイトだが、その中で注目したいのが「ネットスーパー」と「ミールサービス」。

 

「ネットスーパー」 

 

特徴はイトーヨーカドーの実店舗で購入するのとほぼ同じ価格で購入できること。16時~17時にかけて、商品の入れ替え作業をし、チラシの日替わり目玉商品にも対応している。17時にログインすれば、数量限定商品も並ぶことなく購入することができる。また、アイワイカードのクレジットカード払いにすると200円で1ポイントが加算される。さらに店舗同様、8の付く日は5%オフにもなる。

雨や雪の日は、注文が集中し、当日配達が締め切り時間前に受付を終了してしまうこともあるが、16時までに注文するとその日のうちに配達される。

レジ袋(有料2円)またはバスケット(無料)で届く

 

 

「ミールサービス」

1食500円の「日替わり弁当」が注文できる。ごはんは自宅で炊く人向けに「お総菜セット」もある。1日のみの注文から、1週間毎日届けられる「7日間セット」もある。自宅用のみならず職場のランチにも利用できる。

また、かんたんクッキング「食材セット」(関東地区限定)はカット済みの食材をレシピ付きで届けてくれるので、買い物や下ごしらえの手間が省けて、共働き家庭に便利。

その他、催事弁当や生鮮食品、プライベートブランドセブンプレミアム商品も届けてくれる。

 

イオン

イオンは店舗が近くにない地域にも対応しているのが特徴だ。専用車が各店舗から5キロメートル圏内に届ける「近隣型」と、店舗から宅配業者を活用して県内全域に配送する「広域型」を展開しているが、2014年度をめどに、国内全域に拡大する予定。ヤマト運輸や郵便事業会社(日本郵便)と組み、店頭と同じ商品を15時までに注文すると注文当日に届けてくれる。

 

楽天

「楽天マート」

2012年7月からサービスを開始している楽天直営のネットスーパー「楽天マート」。楽天が商品の仕入れ・販売を手がける直営店舗で、注文の翌日配送される。特徴は生鮮食品や日用雑貨のほか、楽天市場で人気のお取り寄せグルメを少量から購入できる。入会金1,050円と月会費210円(9月30日まで無料)が必要だが、送料無料となる金額が3,000円とハードルがやや低めに設定されている。現在東京と埼玉の一部の地域でのみ利用可能となっているが、順次エリアを拡大していくそうだ。

 

ネットスーパー戦争

矢野経済研究所の「食品宅配市場に関する調査結果2011」によれば、2006年度には売上高93億円だったコンビニ・ネットスーパー宅配分野は、2015年度には1000億円に達すると予測されている。2012年7月には楽天が直営のネットスーパー「楽天マート」を開始しており、今回ヤフーが参戦することで競争の激化が予想される。

ユーザーとしてはサービスが向上されれば、嬉しいかぎり。

最後に主なネットスーパーの比較一覧してみた。

 ネットスーパー比較

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