au、ソフトバンクと契約するときの注意点「4年縛り」

スマホの「4年縛り」と呼ばれる販売プランを契約するときに、きちんと説明されているか、注意が必要です。

スマホの4年縛りとは

スマホを４年間の分割払いで販売する「４年縛り」と呼ばれる販売プランについて、総務省がauとソフトバンクおよび販売店に対し、販売条件の十分な説明を義務付ける方針を固めたとの報道がありました。

この「4年縛り」とは、auとソフトバンクが提供している販売プラン。主に対象機種はiPhoneです。

auの4年縛り「アップグレードプログラムEX」

「機種代最大半額」と、お得感を前面に押し出しているauの「アップグレードプログラムEX」。

下の小さな文字で書かれた注意書きに「支払期間：50ヵ月、支払回数48回」とあります。

つまり、分割払いが約4年間ある、ということ。

これが、auの「4年縛り」と呼ばれるものです。

ソフトバンクの4年縛り

ソフトバンクの4年縛りは「半額サポートfor iPhone」。

こちらも下の小さな注意書きに「支払期間49ヵ月、支払回数48回」とあります。

4年縛りがあることをわかっていれば、問題なし

iPhoneが高いので、リーズナブルに持てる、という点では、悪くないプランだと個人的には思っています。

これらのプランは、スマホを４年間の分割払で契約し、２年後のスマホ買い替え時に同じプランに再加入すれば、残った2年間の分割払い分の支払いが免除され、スマホを実質半額で買える仕組み。

なので、他社にのりかえなければ、お得なプランだと思います。

ただ、今回問題となっているのは、4年間の間に解約すると、違約金等がかかってくることを、ユーザーが知っているかどうか、ということ。

ここの説明がきちんとされていないといけない、ということには同意します。

解約するときに、違約金がかかるのはいつのタイミングかを必ず確認する

重要なのは、スマホを購入するときに、違約金の発生タイミングを確認すること。

これを、理解できるまで、かならず販売店等に説明を求めてください。

2年縛り、実質0円など、ユーザーのためと称して、どんどん規制するのですが、その結果、ユーザーが支払うスマホの月々の料金が高くなってしまったと思います。今回、また余計な規制がかけられてスマホ料金が実質値上がりすることだけは、避けてほしいと願っています。