「お金を貸して」って。YesもNoも悶々地獄

こぼれ落ちダイアリー

帰宅した息子の顔が浮かない

「どうしたの?」

「道で”千円貸してください”って言われたんだけど」

「で、貸したの?」

「どうしようか迷ったんだけど、貸さなかった。でも、貸した方がよかったのかなぁ」

 

そう。貸した方が良かったのではないか、と悩んでいるわけだ。

 

 

さらに詳細をきくと

その人は、主婦らしき格好をしている人。サンダルをはいていた

何やら急いで電車に乗るから、電車賃として貸してほしいと最寄駅から少し歩いた道端で突然言われた。

千円は持っていたから、貸せない金額ではなかった。

 

…ということで。

「困った人を見たら助けてあげたほうがいいよ」

というのが、この手の回答の王道だと思うのだが。

 

主婦らしき人がサンダルをはいてるって、いうポイントがあやしさを醸し出してる。

というのも、この外見だったら、まぁ、このあたりの住民?と思うのが妥当だよな。

だったら、家にお金を取りに帰ったらいいんじゃないか?

と、思うわけで。

 

「お金を貸すってことは、その人にお金をあげるってことだと思ったほうがいい。だから”お金をあげても助けたい”と思ったら貸せばいいし、”怪しい”とか”嫌だ”と思ったら断ってもいいと思うよ」

と、なんとも中途半端なアドバイスしかできなかったよ。

 

でもさ。

この手の話って、

たとえ貸したとしても

同じように悶々とするんだろうなぁ。

なんか微妙に腑に落ちないハナシ。

やっぱ、警察に行って借りてくださいって、交番の場所教えるのがいちばんいいのかも、ね。

 

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