「みんなの家庭の医学」で紹介された「ベストドクター」

医師が選んだ医師と紹介されていましたが、果たしてこの制度は、何か?ベストドクターについて調べてみました。

「ベストドクター」って、なに?

「ベストドクター」とは、ベストドクターズ社によって選出された名医。

ベストドクター社HP

ベストドクター社HP

ベストドクター社は、病に苦しむ人が最良の医療を受ける手助けがしたいという強い思いのもと、1989年にハーバード大学医学部所属の医師2名によって創業された会社です。

医師に対し「もし自分や大切な人が、治療を必要とする際、自分以外の誰に治療を委ねるか」という質問をし、選出。その際、眼科医が婦人科医評価するというような、専門分野以外の人を選ぶことはなく、あくまでも自分と同じ分野で評価される医師を「医師に信頼されている医師」として選んでいるとのことです。

全世界の医師900万人に対し、ベストドクターは0.6%。日本では医師30万人以上に対し6,100人の医師がデータベースに登録されています。

ベストドクターズ対象疾患

日本では下記の疾患がサービス対象となっています。

広義のがん(良性脳腫瘍も含む)
心臓疾患(原則手術を必要とするもの)
脳動脈瘤(原則手術を必要とするもの)
膠原病
難病(国の難治性症状克服研究事業の調査研究対象症状)
肝臓病の一部(原則手術を必要とするもの)
眼科症状の一部(原則手術を必要とするもの)
整形外科症状の一部(原則手術を必要とするもの)
婦人科症状の一部(不妊治療は含みません。原則手術を必要とするもの

日本のベストドクター

11月17日の「みんなの家庭の医学」では4人のベストドクターが紹介されていました。

  • ハッピー胃腸クリニック
    豊田 英樹(とよた ひでき)院長
    患者の負担の少ないエコー(超音波)検査で、さまざまな病気を早期発見する名医。

「みんなの家庭の医学」で紹介された以外の医師

ベストドクターの一覧は、一般人が見ることはできないようです。ただし、選出されている医師の特集インタビュー記事を掲載している季刊誌「Best Doctors in Japan」でインタビューを受けた人はリストになっていたので、チェックしてみました。インタビュー記事はこちらから見ることができます。

2016年

  • 広島大学腫瘍外科
    教授  岡田 守人  先生
  • 順天堂大学医学部
    名誉教授  水野  美邦  先生
  • 公益財団法人 がん研究会有明病院
    院長/内視鏡手術センター長  安藤  正明  先生

2015年

  • 公益財団法人 がん研究会有明病院
    院長補佐・乳腺センター長 大野 真司 先生
  • 国立循環器病研究センター
    心臓血管内科部門長 安田 聡 先生
  • 社会医療法人財団 池友会 福岡和白病院
    総院長兼統括外科主任部長 藤田 博正 先生

2014年

  • 北海道大学病院長、北海道大学副理事
    北海道大学大学院医学研究科脳神経外科学分野 教授 寳金 清博 先生
  • 地方独立行政法人 大阪府立病院機構 大阪府立母子保健総合医療センター
    診療局長兼整形外科主任部長 川端 秀彦 先生
  • 東京女子医科大学医学部腎臓小児科・教授
    東京女子医科大学病院腎臓小児科・診療部長 服部 元史 先生
  • 金沢大学医薬保健研究域医学系がん医科学専攻・
    細胞移植学(血液・呼吸器内科) 教授 中尾 眞二 先生

2013年

  • 大阪市立大学大学院医学研究科
    消化器外科教授 大杉 治司 先生
  • 京都大学大学院医学研究科 器官外科学講座
    呼吸器外科学教授 伊達 洋至 先生
  • 独立行政法人国立病院機構  相模原病院
    院長・同臨床研究センター長 秋山 一男 先生
  • 武蔵野赤十字病院
    副院長・消化器科部長 泉 並木 先生

2012年

  • 国際医療福祉大学三田病院
    頭頸部腫瘍センター長・頭蓋底外科センター長 鎌田 信悦 先生
  • 慶應義塾大学医学部
    リウマチ内科教授 竹内 勤 先生
  • 北九州市立医療センター
    院長 光山 昌珠 先生
  • 倉敷中央病院
    副院長 心臓病センター長 光藤 和明 先生

2011年

  • 昭和大学医学部外科学講座 乳腺外科部門教授
    昭和大学病院ブレストセンター長 中村 清吾 先生
  • 榊原記念病院
    副院長・心臓血管外科主任部長 高橋 幸宏 先生
  • 東京都立墨東病院
    皮膚科部長 沢田 泰之 先生
  • 東京クリニック
    院長・順天堂大学名誉教授 宮崎 東洋 先生

ベストドクターズを利用したい。どうしたらいい?

日本でのサービスは、(株)法研を通じて提供されています。しかし、個人では利用することはできません。

ただし、(株)法研は、健康保険組合や企業など団体などにサービスを提供していますので、私たち個人は、福利厚生やクレジットカード、生命保険の付帯サービスとして利用することができます。

加入している健康保険組合に、サービスがないか、確認してみるといいですね。

また、ニッセイ、アクサ生命保険、アフラックなどでも提供しています。保険商品に加入していれば無料で利用できます。

ベストドクター

※例)アフラックのプレミアムサポートでベストドクターが利用できる

 

さらに、ベストドクター社ではありませんが、ティーペック株式会社を通じて、セカンドオピニオンサービスという名称で同様のサービスを提供している保険会社もあります。名医の選出の基準は異なっていますが、日本では実績があるサービスのようです。

 

 

ドクターXのモデル医師 現代の『ブラック・ジャック』ともいわれている移植外科医の加藤友朗さん